どうも夏鎖です(≧∇≦)

さて、今回は6月前半発売のオススメライトノベルを紹介していきます!
前半は1日から15日発売の作品を紹介していきます!この記事では僕が注目しているラノベを紹介しているだけで、来月発売するすべてのライトノベルを網羅しているわけではないのであしからずm(__)m それではいってみましょう!

6月1日発売 アース・スタールナ
「お局令嬢と朱夏の季節 ~冷徹宰相様との事務的な婚姻契約に、不満はございません~1」メアリー=ドゥ(著者) SHABON(イラスト)



6月1日発売 角川スニーカー文庫
「仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて」望公太(著者) しの(イラスト)
「無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする2」心音ゆるり(著者) さとうぽて(イラスト)
「陰キャだった俺の青春リベンジ4 天使すぎるあの娘と歩むReライフ」慶野由志(著者) たん旦(イラスト)








6月1日発売 HJ文庫
「毒の王1 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる」レオナールD(著) をん(イラスト)
「愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む1」水口敬文(著) たん旦(イラスト)
「俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい5 ~バイト先の相談相手に俺の想い人の話をすると彼女はなぜか照れ始める~」午前の緑茶(著) 葛坊 煽(イラスト)








6月9日発売 電撃文庫
「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います7」香坂 マト(著者) がおう(イラスト)
「虚ろなるレガリア5 天が破れ落ちゆくとき」三雲岳斗(著者) 深遊(イラスト)
「ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる」三雲岳斗(著者) マニャ子(イラスト)
「アオハルデビル3」池田 明季哉(著者) ゆーFOU(イラスト)
「この青春にはウラがある!」岸本和葉(著者) Bcoca(イラスト)











6月14日発売 GA文庫
「モスクワ2160」蝸牛くも(著者) 神奈月昇(イラストレーター)※6/3発売





以上になります!
さて注目の新作は「仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて」「この青春にはウラがある!」の2作品!前者は望公太さんの代名詞である歳の差×年上ヒロインラブコメ!今回はかなりあだるてぃな感じでTwitterで公開されていた漫画がなかなかだったので気になってます!後者は岸本和葉さんの新作!オーバーラップ文庫で発売しているラブコメ作品「一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら」が好きなのでこちらも楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)
6月もよろしくお願いします!

どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは蒼月海里さんの

「終末惑星ふたり旅」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、巨大な隕石が衝突し多くの動植物が滅びた世界。人々は滅びかけた世界で小さな集落を作ってひっそりと暮らしていた。砂漠の集落でゴミ漁りをしてクラスイオは世界を旅する学者のメティスと出会う。各地の竜を復活させる旅をするメティスに同行することになったイオは、様々な自然現象を司る竜に出会うことになるが…とこんな感じです!

〜終末世界で女子2人旅!〜

蒼月海里さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね!終末世界!女子2人のバディもの!自然現象を司る竜!鉱石や宝石!と好きなものがたくさん詰まったワクワクする旅ものでした!面白かったです!
まず序盤。イオとメティスが出会うところから物語は始まります。前時代の文明人たちが残したゴミ漁りをして生きるイオ。竜を求めて世界各地を旅する学者のメティス。運動神経抜群で元気いっぱいなイオと冷静沈着で学者肌なメティスのやりとりは見ていて楽しかったですね。メティスはイオの村を襲おうとしていた巨大な砂嵐を竜を使って消滅させ、そのことをきっかけに2人は一緒に旅をすることに!終末世界を旅するというだけで面白いのに設定がすごく良かったですね!人々の信仰によって自然現象という形で姿を現す竜。随所に感じる暴力が支配するハードコアな世界観。その中でも優しい人々に、失われた文明や人々の暮らしの残骸…こういう散りばめられた無限にワクワクしてしまいますね!お話は全6話で構成されていて、各話でイオとメティスが訪れた集落と竜にまつわるお話が描かれます。竜は誰かを助けることもあれば害することもあり、信仰によって維持されていることもあれば失われてしまっていることもある。竜の神秘と人間の美しく愚かな行いの対比がグッドでしたね。どのお話も好きでしたが、個人的には竜がいない村というお話が印象的でしたね。一度便利さを知ってしまうと人間はここまで…その残酷さが心に残りました。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
イオは活発で運動神経抜群な女の子!メティスと一緒に旅をする際は用心棒的な役割はもちろん、竜の眠る石を目敏く見つける観察眼も持ち合わせています。メティスはこの世界では珍しい確かな知識を有した学者。竜に関する知識はもちろん、失われてしあった前時代の文明のことにも食わして知識面の頼り甲斐がありました。2人のコンビはがっちり噛み合っていて見ていて楽しかったです!

最後に
終末世界、女子2人のバディ、旅、竜…と好きな要素がギュッとつまった作品でした!続いてもいいような終わり方ですが続刊ありますかね…?イオとメティスのコンビはすごく良かったのでまだまだ見ていたいです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
終末世界、女子2人のバディ、竜、旅…といった要素に惹かれた方は!全6話で構成されていて読みやすいですが、各話にしっかりとした読後感があります!ハマる人はハマること間違いなし!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

終末惑星ふたり旅



著者

蒼月海里



レーベル

星海社FICTIONS


ISBN

978-4-06-531663-4

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは杉井光さんの

「楽園ノイズ6」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、新学年を迎えて同じクラスになったPNOのメンバー。真琴はまともに授業が受けられるわけもなくにぎやかな毎日を過ごしていた。バンド活動だけではなく、作曲依頼もこなす真琴。しかし曲自体は作れるものの、これまでの尖った感じが失われてしまったという。真琴は自分の音楽を取り戻すために軽音学部のプロデュースをしたり、華園先生の復活コンサートに行ったりするが…とこんな感じです!

〜不調から抜け出せ〜

シリーズ第6弾!コミカライズも2巻が発売されて順調に巻数を伸ばしているシリーズですね!今回は2年生編突入ということでバンドの新たな形が見えてきたり、華園先生が復活したり、例の社長に掻き乱されたりと盛りだくさんで最高に楽しませていただきました!面白かったです!
まず序盤。2年生に進級し全員同じクラスになったPNOのメンバーが描かれます!こうも都合のいいクラス分けがあるものなんですね…もちろん真琴と同じクラスになってバンドメンバーは大盛り上がり。というか盛り上がりすぎ。真琴もツッコミ追いつかないですよこれじゃ…いや最終的には追いつくんですけど…もちろん伽耶も新一年生として入学してきて昼休みは小森先生も含めて一緒にご飯を食べたり。マジで真琴が心配になるくらいのメンツの濃さですね…今回のお話の軸は真琴の不調。不調と言ってもバンド活動は普通にできるし曲も作れるけど、尖っている感じがなくなってしまったという曖昧なもので…窪井拓斗…こいつは何年間杉井光作品の登場人物を困らせればいいんですか…まぁ本人ですら気づいていない不調に気づくのは流石なんですけど…そして不調に向き合うことになる真琴。バンド活動はもちろん、軽音学部のプロデュースをしたりしてなんとか浮上のきっかけをつかもうとします。こうやってもがく杉井光作品の主人公を見ると、やっぱり杉井光作品っていいなと思います。そして中盤には華園先生の復帰コンサートが!このお話は壮絶でしたね…全身全霊をかけてコンクールに臨む華園先生とそれを倒すためにコンクールに出場する凛子。音楽を、クラシックを演っているのにめちゃくちゃ熱い。そして恐ろしいほど音の質感を感じられる文章。本当に譲れない戦いを、音と音のぶつかり合いで魅せてくれます。最高の一言でした…そしてこれがメインにならないのが今回の恐ろしいところで終盤にはあの社長が問題を起こしてライブが…本当にあの社長はマジで何をやってくれてんねん…でも機転の効いた行動で切り抜ける真琴も、こうしたトラブルを乗り越えてしまう真琴もすごい。最後まで最高に楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
真琴はもうツッコミがとんでもないことに…PNOのメンバーをはじめとした女性陣は少し気を使ってください…今回は自身の不調に向き合いながらも、もがいてもがいてでも最後は自分の音楽にたどり着く姿がすごくよかったです!女性陣は相変わらず全員魅力的なんですけど、やっぱり今回は華園先生。あんな姿で、それでもステージに立ってピアノを弾く。その凄まじい音楽に対する執念にも似た感情に、そして彼女が奏る音に震えました。

最後に
今回も最高に楽しませていただきました!華園先生のお話と社長が持ち込んだトラブルを解決する話。それぞれで1巻ずつ作れそうなお話を一冊の中に入れてくるの本当にズルいです。7かんも楽しみにしてます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

楽園ノイズ6



著者

杉井光



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-914940-1

表紙の画像は「版元ドットコム」様より



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