どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは犬甘あんずさんの

「クラスの姫は私のわんこ」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、妹のお世話をしてきた経験から世話好きな菜花くるみは同じクラスでありながらもほとんど話したことがない美人で人気のある空橋星羅に呼び出される。彼女の口から出たのは「私のご主人様になってよ」という言葉だった。戸惑いながらもなぜかその要求を受け入れてしまったくるみ。しかし首輪をつけて犬のように扱ってほしいと懇願する星羅を見てくるみ中の何かが壊れ始めて…倒錯的な百合が始まる!とこんな感じです!

〜私をしつけてご主人様〜

犬甘あんずさんの新作!すっかりスニーカー文庫の百合といえばすっかり犬甘さんという感じですね!全日本百合ラノベ協会南関東支部として非常に喜ばしいです(メガネくいっ)
今作は主従関係?をメインとした百合を存分に楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。くるみが星羅に私のご主人様になってよと言われるところから物語は始まります。世話好きでどこにでもいる女子高生のくるみ。美人でクラスの人気者の星羅。同じクラスにいるけど話すこともない。そんな彼女から突然のお願いにびっくりするくるみが印象的でしたね…

星羅に半ば押し切られるように彼女のご主人様になってしまったくるみは星羅の要望で彼女のことを躾けたりするようになります。首輪をつけて犬扱いすることを懇願する星羅にドキドキしながらもわんわん言わせたりおすわりさせたり…昨日までただのクラスメイトだった星羅とくるみが、誰にも知らない関係になる。そのシチュエーションにドキドキですね。

ページをめくるごとにくるみの世話好きの背景や星羅の躾けてほしい願望の背景が見えてくるのもよかったですね。くるみは両親不在の中、妹のお世話をしていた経験から、星羅は…という部分が明かされるのでどんどん過激になっていく2人の主従関係によりドキドキしていくようになります!

終盤ではこれはもうだいぶえっちですよ!な2人にあわあわしちゃいましたね。電車の中で読んではいけませんでした(真顔)今作も最後まで最高の百合を楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
くるみは最初は普通の女の子だと思っていたのですが、世話好きな性格からのドSっぽい側面が覚醒していく過程が非常に良きでしたね!好きです

星羅はクラスの人気者の清楚で綺麗な女の子。しかしご主人様に躾けられたいという願望を持っていて…こういう見た目に反してドMな女の子大好きですね…らぶ…

最後に
今回は背徳感、というか倒錯感が魅力な百合でした!これはぜひ続きが読みたいですね!まだまだくるみと星羅の関係がみたい!2巻待ってます!

どんな人にオススメか?
倒錯的な百合が読みたい方は!なかなかえっちなので苦手な方は注意です。2人の変化していく関係性や覚醒していくくるみが魅力的!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

クラスの姫は私のわんこ



著者

犬甘あんず



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-116347-4

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは三河ごーすとさんの

「義妹生活14」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、無事に志望校に合格し丸と奈良坂さんと一緒に卒業旅行に行くことになった悠太と紗季。大阪に向かう途中でなんと丸と奈良坂さんが付き合っていることを知る。2人の関係に驚きながらも大阪を楽しんだ2人はついに大学生に。大学で異なる考えや価値観をもつ人々に出会い、そして新たな家族の可能性について告げられた2人はこれまでの関係からステップアップするための決断をするが…とこんな感じです!

〜高校生から大学生に〜

シリーズ第14弾!アニメも終わりましたがまだまだシリーズは続くようでよかったです!今回は大学生になった2人の新たな一面や下した決断、そしてステップアップが印象的でした!面白かったです!

まずは序盤。高校生活最後の思い出として悠太と紗季は丸と奈良坂さんペアと4人で大阪旅行に行くことに!そこで丸と奈良坂さんが付き合っていることが発覚し…いやまぁこの2人は付き合っているんだろうなとは思ってましたけど…悠太こんなにびっくりするのかお前…

大阪旅行はこのメンバーらしい行き先でしたね。水族館にテーマパークに聖地巡礼…行きたい場所にいってしたいことを楽しむ。この4人の仲の良さが際立ちますね!テーマパークで悠太がダウンしてそれを紗季が心配したりするシーンは恋人らしくて良きでした!

そして大学生になった2人。新しい場所で新たな選択をして、新たな友達と出会います。悠太は通学時間を考慮しても書店でバイトを続けることを決め、紗季は書店でのバイトやめデザイン事務所でインターンをすることに。2人のバイトをどうするのか決め方はらしくてなるほどなとなります。高校時代とは全く異なる?タイプの友達も魅力的でした!紗季が飲み会ですみっこでノンアルチビチビしているのはちょっと笑ましたw

終盤では2人に妹が弟ができるかもしれない…という話から悠太と紗季が恋人として新たなステップを踏み出すことに。うん。最後の日記は紗季らしいですし、悠太も本質的なところをようやく理解したみたいで安心しました。今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
悠太は大学生になってもあんまりかわらずで安心ですw 丸と奈良坂さんが付き合っていることとか、自分に妹か弟ができることに対して全然気づいていないところが彼らしいですねw 紗季は悠太とのやりとりやインターンの話をみて急激に大人になったかな?と思いましたが、飲み会ですみっこでソフドリ飲んでたりそういう方面には初心な反応見せたりと可愛かったですね!

最後に
今回も楽しく読ませていただきました!大学生編もこのペースで進むんですかね…そうするとシリーズ30巻40巻ペースな気が…ともあれ2人に生活はまだまだみたい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

義妹生活14



著者

三河ごーすと



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684885-7

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは江本マシメサさんの

「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 2」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、初夏を迎え厳しい冬とは異なる生活を満喫するリツハルドとジークリンデ。フィッシングにベリー摘みと季節のイベントを満喫する2人の元にリツハルドの祖父であるアーダルベルトがやってくる。偽物の夫婦と勘づかれてしまった2人がとった行動とは…そしてエメリヒとアイナの恋の行方は…とこんな感じです!

〜エメリヒとアイナの恋の行方は〜

シリーズ第2弾!毎月続刊が刊行されるということで、大好きな作品だけに喜ばしいことであり、読むのがちょっと大変という嬉しい悲鳴状態ですw
今回はエメリヒとアイナの恋の行方とりつとジークの夫婦生活を楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。リツとジークの冬が明けた雪国での生活が描かれます。1巻よりも距離が近くなった?2人のやりとりは見ていて微笑ましかったですね。様々なベリーを積んだり、魚を釣ったり、テオポロンが取った熊の解体をしたりとこの国ならではの生活もやはり楽しいですね!

雪を忘れた生活を謳歌する2人の元にリツの祖父であるアーダルベルトがやってきます。頑固なおじいさんである彼にリツとジークが本物の夫婦ではないと勘づかれてしまい…確かにいかにも慣れていないキスは勘づかれてしまいますよねw でもリツのおじいちゃんはジークのことをすごく気に入っていて、なんだかんだで孫のことが大切なんだなとあたたかい気持ちになりました。

そしてこの巻のメインといっても過言ではないのがエメリヒとアイナの恋。あれから文通をするようになった2人。文章では素直に?気持ちを伝えられるのにいざエメリヒに会うとツンデレどころかツンツンツンツンなところがすごくかわいい!エメリヒもそんなアイナを受け入れるのが良かったですね。

2人の恋にはアイナのおじいちゃんという障壁が待ち構えていますが…おじいちゃん難しい人だけにアイナのことを大事にしているのは伝わりつつも、なかなかうまくいかないですね…でも時間がみんなにとっての1番の薬でしたね。
今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
リツは今回も色々大変そうでしたが、領主として頑張っていましたね!アイナ関連のことは本当にお疲れ様…という気持ちで応援してましたw

ジークは相変わらずのイケメンっぷりでしたが、リツの前では可愛らしい姿を見せる頻度が増えていて2人が夫婦に近づいてきているのだなと実感できましたね。

そして何よりアイナとエメリヒ。エメリヒのアイナのことが本当に好きなんだなと感じる描写の数々や、アイナのツンツンだけど肝心なところは頑張って向き合う姿は印象的でした!この2人には本当に幸せになってほしいです!

最後に
今回もリツとジークの夫婦生活、そしてエメリヒとアイナの恋をとことん楽しませていただきました!3巻はすでに買ってあるので読むのが楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 2



著者

江本マシメサ



レーベル

PASH!文庫


ISBN

978-4-391-16385-8





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