どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは結城十維さんの

「ふつおたはいりません!2 ~崖っぷち声優、ラジオで人生リスタート!~」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、これっきりラジオの公開収録で奏絵への思いを叫んだ稀莉。これがきっかけで奏絵は大炎上⁉︎そして稀莉の憧れだけではない好きに気づいた奏絵は彼女の想いに答えを出そうとするが…そんな中声優ラジオの合同イベントが決定!イベントを成功させるべく2人はゲストとして他の声優ラジオに乗り込んでいく!仕事も2人の関係も順調な中、とある発表が2人の関係を揺るがそうとして…とこんな感じです!

〜稀莉ちゃんがデレデレすぎる〜

シリーズ第2弾!1巻ではツンツンだった稀莉ちゃんが序盤からデレデレしっぱなしで「誰よ!あなた!」状態だったのですがそれがまたよかったですね…2巻も楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。奏絵の炎上騒ぎが描かれます!稀莉ちゃんに公開収録で公開告白された結果、稀莉ちゃんのファンからよくも悪くも目をつけられて…というのがリアリティがあってなんとも香ばしいですねw そして始まるラジオ収録!もう本当に終始稀莉ちゃんが奏絵にデレデレしっぱなしで「あの頃の稀莉ちゃん…どこ…?ここ?」状態だったのですが、稀莉ちゃんが無限にかわいいからヨシっ!百合は全てを解決します!それにしても1巻とは2人の立場が真逆になっちゃいましたね…よしおかんの切れ味は健在なんですけどね…そして声優の合同イベントに呼ばれることになった2人は他の声優ラジオにゲストとして参加することに!ゆるふわな声優・新山梢のラジオに参加することになった奏絵は見ていて楽しかったですね。いつものツッコミで梢ちゃんを困らせている姿に無限にニヤニヤできました。しかし2人の関係を揺るがす発表が…これはめちゃくちゃ辛いですね…声優としての2人を繋いだものが壊れようとする。そんな場面に悩んで素直になれなくて、でも仕事だから大人ぶって答えを出さなくちゃいけなくて…この問題を乗り越えた後の2人のいちゃつきっぷりを含めて2巻の見せ場でしたね。そして最後の声優ラジオ合同イベントもわちゃわちゃしていて楽しかったです!これが読みたかった!な連続で大満足です!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
奏絵は終始稀莉ちゃんに押されっぱなしでタジタジで見ていて楽しかったですね!1巻の時はあんなにツンツンな稀莉ちゃんと一緒にラジオ頑張ろうとしていたのに…ところどころ見せる大人な対応とか稀莉の気持ちに向き合うシーンとかすごくよかったです!稀莉ちゃんはもう終始デレデレモードで1巻序盤の彼女はもうどこにもいませんでしたねw 奏絵に対する想いの強さとかピュアすぎる心が可愛すぎてやばかったです!

最後に
今回もめちゃくちゃ楽しく読ませていただきました!まだまだ奏絵と稀莉ちゃんのやりとりがみたい!3巻!無限に待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ふつおたはいりません!2 ~崖っぷち声優、ラジオで人生リスタート!~



著者

結城十維



レーベル

電撃の新文芸


ISBN

978-4-04-915543-3

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どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはハマカズシさんの

「ノベルライト 文系女子、ときどき絶叫女子。」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、ガガガ文庫が大好きな陰キャぼっち女子の早乙女青春。彼女はキラキラした青春に憧れながらもそんな青春は遅れずにいた。そんなある日、同じくガガガが好きだという田中京子に出会う。同じガガガ好きに出会ったことに舞い上がり意気揚々と自宅へ京子を誘う青春だが、京子が好きなのは同じガガガでもパンクバンドのガガガSPが好きだということが判明する。図らずとも失態を犯してしまった青春は京子のけいおんぶ設立に協力することになるが…とこんな感じです!

〜ラノベガールはパンクガールと青春したい〜

ハマカズシさんの新作!ハマカズシさんの作品を読むのはしばらくぶりですね…なかなか読むタイミングがなく…今作はパンクバンドのガガガSPとのコラボ小説ですね!ガガガ文庫とガガガSPはどちらももちろん知っているんですけど、ここまでコラボがなかったことが逆に意外ですよね。
閑話休題。
ガガガSPの楽曲を取り入れながら青春と音楽をやる作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。1人叫ぶ青春(あおはる)ちゃんが描かれます。青春って名前なのに陰キャぼっち女子なの掴みばっちりですね!キラキラした青春に憧れて、でもキラキラなれなくて叫んでいたところを京子に見つかります。そして同じくガガガが好きだということが判明し陰キャゆえのハイテンションで自宅に案内したらガガガはガガガでもガガガ文庫ではなくガガガSPが好きだということが発覚!1人で叫んでいたという弱みを握られてしまった青春は京子の軽音部設立計画を手伝うことになります!お互い好きなものや性格は真逆でも、お互いに好きなものをいいねしあえる関係!めちゃくちゃ素敵ですね!紆余曲折の末に青春はラノベ部を、京子は軽音部を立ち上げようとしますがどちらも認めてもらえない!認めてもらうには文化祭のライブで観客100人集めることと、ラノベを100冊売ることを課せられます!バンドメンバーを集めて練習したり、パンクバンドとしての問題に直面したり…色々な壁にぶつかりますが2人が意見をぶつけ合ってより良いものにしていこうとする過程はキラキラしていてめちゃくちゃ青春でしたね!終盤のライブシーンもめちゃくちゃ盛り上がりましたし最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
青春ちゃんは陰キャ女子!という感じがして非常に良きでしたね!ラノベ、特にガガガ文庫が好きな女の子なんて高校時代にいたら惚れてましたよ…ラノベのことになると語りが止まらないところとか愛おしい…京子は明るくて元気いっぱいなギターガール!青春をぐいぐい引っ張ってくれる頼もしい存在であり、また青春に生きるかっこいい女の子でしたね!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
ガガガ文庫とガガガSPの魅力がギュッと詰まった作品でした!1巻で綺麗に終わっていますが続きがあるならまだまだ読みたいですね!

どんな人にオススメか?
青春もの、音楽ものが好きな方は!ガガガSPとのコラボ作品ですがもちろんガガガSPを知らなくても楽しめますしここからガガガSPを知っていくのもありだと思います!青春ちゃんと京子の青春はキラキラしていて刺さること間違いなし!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ノベルライト 文系女子、ときどき絶叫女子。



著者

ハマカズシ



レーベル

ガガガ文庫


ISBN

978-4-09-453175-6

表紙画像のリンク先


僕の大好きな漫画家の藤原ここあさんが亡くなられてから9年が経ちました。

9年も経ってしまって当時18歳だった僕も27歳になりました。藤原ここあさんの年齢を追い抜いてしまうのは時間の問題です。それくらい長い時間が経ってしまいました。でもやっぱり何年たっても藤原ここあさんがもういないという事実を実感する3/31は悲しいですし、改めてもう藤原ここあさんの新しい作品を読むことはないのだと嫌でも理解してしまいます。

とはいえ悲しいことばかりではありません。2024年6月には「妖狐×僕×SS」の15周年を記念した藤原ここあ展が開催されます



また2024年7月にはなんと「かつて魔法少女は悪と敵対していた。」のアニメも放送されます



まさか藤原ここあさんの作品がまたアニメになるとは思ってもいなかったので発表を見た時には随分驚いて、そして静かに泣きました…またここから藤原ここあさんの作品を楽しむ方が増えると思うと嬉しいです。

今でも藤原ここあさんの作品は大好きなので、今年は画集やコラボカフェとはまた違った形で藤原ここあさんの作品にまた会えることを楽しみにして過ごしていきます。

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