どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは雨音恵さんの

「俺ん家が女子の溜まり場になっている件」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、進学先の高校が突然廃校になってしまったことで東京の学校に進学することになった五木陣平。彼は進学先の天橋立学園で幼馴染の花園環奈と再会する。なんと彼女は女子高生社長として世間でも注目を集める存在になっていた。しかし久しぶりに陣平に再会した環奈は猛アタックを仕掛けてくる!ガンガン攻めてくる環奈にタジタジな中、なぜか陸上部に所属する浅桜奈央、女優として名を馳せる笹月美佳とも仲良くなってしまい…陣平と美少女3人による半同棲生活が始まる!とこんな感じです!

〜久しぶりに再会した幼馴染は暴走気味⁉︎〜

雨音恵さんの新作!ちょっと読むのが遅くなってしまいました…今回は3人の女の子たちとの半同棲ラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。陣平が東京の高校に進学するところから物語は始まります!進学予定だった高校が突然廃校というのはなかなかびっくりな展開ですが…とはいえ陣平が東京に行くまでの展開はスムーズで物語にスッと入っていけましたね!

そして進学先の高校で幼馴染の環奈と再会します!圧倒的な美貌を持ち、高校生ながら社長として活躍し、小難しい四字熟語を使うというちょっと変わった幼馴染は見ていて楽しかったですね。陣平にベタ惚れなのも彼の行動を見てれば納得です。

環奈と再会を果たす陣平ですが、すぐに学校の有名人である奈央と美佳とも仲良くなります!陸上部に所属する期待の星である奈央とは彼女の不調を見抜いて、女優である美佳とは有名になりすぎたことで存在感を消すことが上手になりすぎた彼女を見つけたことで、親睦を深めていきます!おじいちゃんがマタギという設定が生かされるラブコメ。めっちゃ新鮮ですw

そして3人は陣平の家に度々やってきては彼を巡って争いを始めます!とはいってもそこはラブコメなので陣平とヒロイン3人とのちょっとドキドキするイベントあり、ヒロイン同士のかわいげのある?喧嘩ありで見ていて楽しいですね!ガンガン攻めるわりにちょっとかなり空回り気味?な環奈が個人的にはお気に入りです!

終盤では環奈を巡るちょっとしたトラブルもありましたが、そこは陣平がかっこよく解決していてグッドでしたね!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!


キャラ A
陣平はマタギのおじいちゃんをもつ普通?の男子高校生。気が利いて勉強ができて運動ができてとかなりの高スペックでヒロインたちに好かれるのがよくわかります…環奈な陣平の幼馴染の女の子!かわいくて社長もしていて小難しい四字熟語を使うという魅力がたっぷりなヒロインでしたね!攻めすぎた結果若干空回りしているのも好きです!陸上部に所属する奈央、女優でちょっと不思議な美佳も魅力的でした!

最後に
3人のヒロインとのやりとりが楽しい半同棲ラブコメとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!コミカライズも決まっていますし、今後の展開が楽しみです!

どんな人にオススメか?
ハーレム系のラブコメが読みたい方は!主人公の陣平は魅力的ですし、環奈をはじめとするヒロインたちもかわいい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

俺ん家が女子の溜まり場になっている件



著者

雨音恵



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-075616-5

表紙画像のリンク先


どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは茶辛子さんの

「エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、破壊魔法が使えることで魔物殺しとして優秀な斬堂シズキ。ある日、彼は目の前で車に轢かれてしまった女の子・家入ナギを魔法を使って助けてしまう。魔法を使ってしまったことで魔法憑きになってしまったナギは時々黒猫になってしまうようになる。さらには元一般人の彼女は魔法を使えるようにならないと魔物になってしまうという。シズキはナギが魔法を使えるように師匠である千歌と一緒に特訓を始める。しかし簡単に魔法を使えるようにならない。さらには千歌の過去を巻き込んだある事件が勃発し…とこんな感じです!

〜魔法が使えるようになったら〜

第20回MF文庫Jライトノベル新人賞の優秀賞受賞作!現代日本を舞台に魔法をという最近少ない設定を生かした良い現代異能ものだったと思います!面白かったです!

まず序盤。シズキが車に轢かれたナギを魔法を使って助けるところから始まります。一般人に魔法を使うと魔法憑きになり魔法を使えるようにならないと魔物になってしまう。だから魔法を一般人に使うのは禁忌である。魔法使いは現代日本ではすっかり少なくなってしまったが、1000人程度は存在する。魔法使いは魔物を討伐するのが仕事。といった魔法関連の設定がすっと入ってくる文章は好印象でしたね!

そしてシズキとナギの魔法使いな日々が始まります!うまく魔力をコントロールできなくて黒猫になってしまうナギをシズキがサポートして、ナギが魔法を習得するために師匠の千歌と一緒に特訓をしていきます。黒猫になる=全裸になってしまうナギとシズキのやりとりは楽しいですし、2人の会話のリズムはスルメ的魅力があります!

物語はナギの過去を軸として中盤以降に一気に動き始めていきます。ナギにかつていた双子の姉妹の話。ナギの家にいる謎の叔母さんの話。シズキがかつて仲良くしていた女の子の話…これまでの話の枝葉が終盤にかけて一つの大きな幹へと収束していく過程が面白かったですね!

終盤のドラマチックな展開も大満足でしたし、満足度の高い現代異能ものとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
シズキは魔法使いという特別な男子高校生感と、ナギの裸をガン見したりする等身大の高校生感がよかったです!魔法使いとしても最強でしたし見ていて楽しい主人公でした!ナギはシズキによって魔法憑きにされてしまった女の子!シズキとの独特なテンポのある会話は楽しかったですし、時折見せる女の子らしいところが魅力的でした!

最後に
現代日本人を舞台にした魔法もの、現代異能として楽しく読ませていただきました!こういうタイプの作品は最近なかなか見ないので微力ながら応援できたらと思います!

どんな人にオススメか?
現代異能が読みたい方は!シズキとナギの日常のやりとりは独特なテンポがあって楽しいですし、中盤から終盤にかけての物語が収束していく展開がグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法



著者

茶辛子



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684343-2

表紙画像のリンク先



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さて、今回感想を書いていくのは白井ムクさんの

「双子まとめて『カノジョ』にしない?3」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、千影と光莉と付き合ってはじめて迎えた夏休み!咲人は別荘を借りて3人だけの旅行に出発することに!猫と双子の伝説がある双子子町で過ごすことになるのだが、夏ということもあり周りの目を気にせずに双子が大暴走⁉︎ドキドキが止まらないイベントの連続の中で、3人は町に伝わる伝説と千影の過去にまつわる問題にまきこまれていくが…とこんな感じです!

〜夏は双子を大胆にさせる〜

シリーズ第3弾!原作、コミカライズともに順調でファンタジア文庫のネクストブレイク枠として順調に巻数を重ねていますね!3巻は少し読むのが遅くなってしまいましたが…汗 今回は夏ということで肌色成分多めながらも3人のラブコメを思う存分楽しませていただきました!面白かったです!

まず序盤。3人が双子子町に向かうところから物語は始まります!千影と光莉2人は相変わらず可愛くて…咲人に対する距離がとてつもなく近いですね…いやつきあっているのでいいんですけどね…

そして猫がたくさんいて双子に関する伝説がある町で3人はイチャイチャしていきます!別荘のお風呂がガラスばりだったりで、もう波乱の予感ですね…別荘到着後の2人はかわいかったりドキドキさせてきたりで感情がとんでもないことになります…

しかしずっと3人があまあまイチャイチャするわけではなく、柚月と真鳥と出会い、彼女たちがバイトをしている海の家を手伝うことになります。こういう海の家でバイト!なイベントも夏休み感あっていいですね!海の家の制服?が猫耳なのもポイント高いです!

海で過ごす3人もよかったですね!水着姿はもちろんそれだけではない千影と光莉のかわいさにやられました…定番とはいえ水着が流されちゃったイベントはドキドキしますね…結局こういうのが1番好きです!

そして3人は双子子町にまつわる伝説に関連した事件?に巻き込まれいきます。かつて千影が飼っていた猫、町に伝わる双子に関する伝説、そして町に暮らす猫たち…全てが繋がって事件が解決する過程がすごくよかったです!やっぱり白井ムクさんのラブコメはこうした物語内で起こるイベントも面白くて最高ですよね!

3人で過ごす一夏だけではないラブコメを思う存分楽しませていただきました!面白かったです!


キャラ A
咲人はなんだかんだで2人に真摯的なんですよね…実質二股してますけど…双子がピンチの時には頼りになったりするところもかっこよかったです!千影は今回の物語のキーマンとなるヒロインでしたね…かつて飼っていた猫にまつわる記憶、そして今目の前にいる猫…咲人と触れ合っている時との表情の差が魅力的でしたね!光莉は相変わらずガンガン攻めてくるんですけど、水着が流されてしまった時は本気で恥ずかしがったりと相変わらず可愛かったですね!

最後に
今回も双子との魅力的なラブコメとそれに負けないくらい面白い3人に巻き起こるイベントを楽しませていただきました!4巻も買ってあるので早いうちに読みます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

双子まとめて『カノジョ』にしない?3



著者

白井ムク



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-075502-1

表紙画像のリンク先


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