どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はいきなり大学から電話がかかってきてびっくりしましたΣ(・□・;) あれ、心臓に悪いんですよね…
さて、今回紹介するのは新八角さんの「血翼王亡命譚ー祈刀のアルナー」です!
ストーリー A
第22回電撃小説大賞銀賞受賞作。
ストーリーは王国の陰謀に巻き込まれた王女アルナリスと、アルナリスの護衛の主人公ユウファの逃避行劇。個人的には面白かったんですけど…ちょっとメンタルやられました…
序盤はオーソドックスなファンタジーかと思いきや、中盤であっと驚くような世界観を見せられ、そしてラストの衝撃。やられました。色んな意味で。ここまで、心を追い詰められた物語は久しぶりです。容赦のないお話でした。
言血、王歌。この二つの設定がよかったです。そして、動物の血が流れる人間。これが戦闘描写を盛り上げていました! スピード感溢れるというより、じっくり丁寧に描き出された戦いは迫力がありました。文章は個人的に読みやすくはないですが、ぎっちりと詰まっていて密度がありました。文章のおかげかがっちりとした印象の物語になっていたと思います。
キャラ A
メインヒロイン、王女アルナリスがよかったです! 最初はただ、可愛い可愛い(ノ▽〃)と思っていましたが…物語が進むにつれて印象が百八十度変わりました。強い決意、誉れ高き想い、そしてたった一つの願い。アルナリスという存在自体が僕の心に響きました。インパクトという意味ではなかなか忘れられないキャラになりそうです。
今後の期待度 A
かなり衝撃的な終わり方をしました。続刊も楽しみですが…ちょっと予想がつかないです。
どんな人にオススメか?
シリアスなハイファンタジーが読みたい方にオススメです! 僕はかなり精神的ダメージを受けたので、辛い展開が苦手な方にはあまりオススメできないかもです…
それではこの辺で(≧(エ)≦。)