どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は模試に行ってきましたが、結果は散々で夏休みに受けたものより急下降でした(。-(ェ)-。 )
漢検も落ちたし、テンションが下がりまくりです…

そんなどん底な中で紹介するのはむらさきゆきやさんの「浮遊学園のアリス&シャーリー」です!
むらさきゆきやさんは「幽霊なんか見えない」で第1回GA文庫大賞で奨励賞を受賞しデビュー、その後はファミ通文庫の「覇剣の皇姫アルティーナ」が高い評価を受けて人気シリーズとなっている、現在波に乗る作家さんです。

ちなみに余談ですが、むらさきゆきやさんと同期デビューには逢空万太さん、あわむら赤光さんなどがいます。
前述の二人はアニメ化作品があるので、むらさきゆきやさんもアニメ化が決まったら同賞の同期からアニメ化作品をもつ作家さんが三人も出ることになりますね! もっとも、むらさきゆきやさんの作品がアニメ化するとしたら覇剣の皇姫アルティーナだと思うので、GA文庫からのアニメ化ではなくなってしまいますね(苦笑)

さて、話をもどすと今作はダブルヒロインって最高! と思わせてくれる素晴らしい作品です。

ざっくりとしたあらすじ。
空に浮かぶ浮遊学園カナン、そこには特殊な超能力に目覚めた学生達が集められていました。
主人公の柾貴は他の学生達に比べ遅くに超能力に目覚め、急遽カナンに転校することになりました。
そこで幼馴染のシャーリーと、彼女とパートナーを組み、ブレイカーと呼ばれる校則違反者を取り締まる機関に所属するアリスと出会います。
柾貴はそんな二人に振り回されながら、学園の影に潜む陰謀に迫る…とこんな感じです。

極めて個人的な意見としては、とある魔術の禁書目録の学園都市+ストライクザブラッドのラストを足した感じです。
って、こんなんじゃわかりませんよね(苦笑)

主要な登場人物の紹介。

まずは柾貴、真っ直ぐな性格で眼鏡をかけた少年です。
以外にもお菓子作りが趣味で、紅茶に造詣深いです。

次にシャーリー。快活な少女で学園にも数えるほどしかいないレベル7の超能力の持ち主です。
柾貴をガンガン引っ張る体育会系の少女です。

最後はアリス。柾貴と同じく紅茶に造詣深く、自らを王と称する傲岸不遜な少女です。
知能派ながら若干非常識な面があります。

この三人が中心となりカナンで起こる謎の事件に迫ります。

先ほどとあるとストライクザブラッドに似てると言ったんですが、シャーリーの能力が相手を拳で吹っ飛ばす、さらに熱血なのでもしかしたらリスペクトしているのかもしれません。
また、ラストで敵をカナンな中心部の地下に追い詰めるので、何と無くストライクザブラッドと被ってしまったのかもしれません。

むらさきゆきやさんの作品は今作が始めてなので、他の作品についてはよくわかりませんが、非常にテンポがよく、キャラに魅力があり物語に引き込まれる素晴らしい作品となっています。

とにかくヒロイン二人がグイグイ物語を引っ張っていくのでどちらかのヒロインが気に入ればスラスラと読めます!
僕はアリス派です! 時々見せる素のアリスがかわいいです!

学園もの+ダブルヒロインものを読みたい形には是非オススメです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
勉強頑張らないとヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
読み方は「なつさ めう」と読みますので知らなかった方はこの機会に是非覚えてくださいw

さて、タイトルの通りブログ開設から一ヶ月が経ちました! 皆様のおかげで、特に新潮文庫nexの記事はかなりのアクセス数を記録しました。感謝です!

これからもコンセプト通りライトノベルから純文学までの小説、少年漫画から青年漫画までを紹介していきます!

どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
イマイチ調子が上がりません(。-(ェ)-。 )
明日模試なのに…出るかなーA判定…

そんな模試前なのに体調がイマイチに加えて勉強もすっぽかして紹介するのは窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」です!
窪美澄さんは2009年に女による女のためのR-18文学賞を本作収録の「ミクマリ」で受賞しデビュー、ミクマリに短編四つを加えて「ふがいない僕は空を見た」を刊行し、2010年本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞2位、山本周五郎賞を受賞、さらに二作目の「晴天の迷いクジラ」で山田風太郎賞を受賞するなど、近年稀に見る超大型新人として輝かしい経歴を持つ作家さんです。

あと、よく覚えていないのですが、確か去年か一昨年の文庫ランキングで1位を獲得していました。

窪美澄さんは僕が大好きな作家さんの一人で、特にこの作品は家で最初の一編を読んで、今までにないほど衝撃を受け、次の日、先生に怒られながらも授業中に読了した貴重な一冊ですw いやー、あの時は本当に手放せなかったなー…

この作品には前述のミクマリの他、四つの短編が収録された連作短編集となっています。各話はミクマリの主人公である斎藤くんを中心に登場人物が見事に絡み合う傑作となっています。去年読んだ小説の中では一番面白かったです。

各話の簡単なあらすじ。

まずはミクマリ、高校一年生の斎藤くんはたまたま知り合った年上の主婦と週に何度か性交をしている。その場では、その主婦が書いた台本通りに性交しなければならない。斎藤くんは始めは性欲だけで主婦の相手をしていたが、次第に彼女に惹かれて…

次のは世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸、こちらはミクマリに出てきた主婦の視点から斎藤くんとの関係を描いています。
あらすじはミクマリとほぼ同じですが、こちらでは主婦を縛る夫と姑が描かれます。

次のは2035年のオーガズム。
斎藤くんに恋をする七菜、彼女はあくつちゃんから斎藤くんが主婦と性交しているとの情報を手に入れる。
斎藤くんとうまくいかない七菜、更年期障害になった母、変な宗教が原因で引きこもりになった兄、様々なものを抱えながら成長していく。

次はセイタカアワダチソウの空。
認知症の祖母と暮らす斎藤くんと同級生の福田は、崩壊した家庭でアルバイトをしながら生計を立てていた。
しかし、そんなある日福田の母が福田がアルバイトで貯めたお金を持って雲隠れしてしまう…

最後は花粉・受粉です。
こちらは今までの四編の総まとめ的ニュアンスを持つ短編で、斎藤くんの母の視点から描かれます。

以上が各話のあらすじです。

この作品の特徴はもちろん窪美澄さんの卓越した文章力なのですが、実は裏要素として注目していただきたいのが、随所に挿入されるサブカル的な文言の数々です。

アニメ、同人誌、コミケ、コスプレ、掲示板…窪美澄さんと同年代の人ならまずわからないような要素が最初の3話では特に顕著に見られます。

普通に読めば読み流してしまう小説を面白くするだけの要素のように見えるこれらも、作品を読んだ後で思い返してみると、現代社会の逃げ場=二次元みたいな図式が見えるような気がして、大分純文学よりの一般文芸にもそういった認識がなされる時代がきたのかと思うと、この作品は後10年したらそういった部分でパイオニア的役割を担うような気がします。

ある意味近代(戦後から20世紀末まで)への無言の叛逆かもしれません。
特にライトノベル、漫画から太宰治や芥川龍之介やドストエフスキーまでの純文学を読むものとしては裏テーマとして強く響くものがありました。

さて、上では色々と書きましたが、この作品は現代社会でありそうな人間関係をこれまで誰もやらなかった新たな切り口で切り開いた名作です。
どこか当たり前、でも心を抉るような新鮮さ、そんな一冊を求めている方は是非ご一読を。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日は模試を頑張ってきます!

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