どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
学校に参考書忘れて憂鬱です(。-(ェ)-。 )往復30分の距離が恨めしい…

さて、今回は久しぶりに純文学を紹介します。金原ひとみさんの「ハイドラ」です!
金原ひとみさんといえば、あの有名な金原瑞人さんを父としてもち、2003年には「蛇にピアス」ですばる文学賞、同作で芥川賞も受賞。この時綿矢りささんとのダブル受賞で話題になりましたね。(まあ、芥川賞の話題作りというのがもっぱらの噂ですが)その後は女優として映画にでたり、織田作之助賞を受賞したり、と活躍されている作家さんですが、最近は新たな作品の刊行はないですね。子育てが忙しいのか、それとも前々から言われていた人間性の問題が…まあ、考えても仕方ないですね(苦笑)今じゃ、綿矢りささんですら純文学っぼい作品は書いていないですし。

ちなみに、一時期話題になった辻仁成さんと同様にパリに住んでます。パリってどんな場所なんだろ? 日本でいう神楽坂みたいなものかな?

では、ざっくりとしたあらすじを。
有名カメラマン新崎の専属モデルを務める主人公の早希は密かに彼と交際し、周囲にはそれを隠していた。しかし、新崎との関係は冷め切っていた。
そんなある日、早希はバンドマンの松木と出会い…とこんな感じでです。

なんというか、ある意味昨今の純文学らしい都会に住む女性の憂鬱とか、生きにくさとか、屈託というか、そんなものが描写されています。
それに加えて愛されたい、という願望ですかね?

冒頭は青山の高級マンションの一室で、早希が仲の良い友達に誘われて、見ず知らずの人と酒を酌み交わしているシーンから始まります。この場面にその友達はいません。先に行っていてと、早希を一人でマンションに行かせます。

なんとなく読み過ごしてしまいそうですが、よくよく考えてみると女性が友達に誘われたとはいえ、その場に友達がいないにもかかわらず、見ず知らずの友達の知り合いと飲むというのはある意味歪ですよね。
例えば、下町で居酒屋をはしごするおっさんが見ず知らずの人と肩組んで安い肴をシェアしたり、やたらめったら乾杯し合うというなら全く違和感ないでしょう。
ですが、ある程度の地位をもつ人々が見ず知らずの人と酒を飲むというのは、少し不思議な気がします。貴族的というか、なんというか…でも、不思議とそこが魅力です。

早希の愛されたいという願望も、凄まじいものがあります。新崎のモデルとして生きるために、摂食障害になっています。
食べ物を食べて、噛んでは吐き出す、噛んでは吐き出すを繰り返し、体重が40kg前後しかないのに1kg増えただけで、ものすごいショックを受けたりします。
狂った愛。化け物になってでも好きな人に愛されたい。人としての本能的な願望がよく表れています。

物語は早希を中心に新崎と松木、どちらの男を選ぶかにスポットが当てられます。
狂った女な真実の愛の物語、興味のある方はぜひご一読を。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日も学校、学校…( ´Д`)