どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近金木犀の花の香りが心地よい日が続いていて秋だなーと感じています。でも、蝉がまだ鳴いていて夏と秋がごっちゃごっちゃになってる感じです(苦笑)
さて、そんな中紹介するのはアラカワシンさんの「ボクと魔女の時間」です!
アラカワシンさんは今作「ボクと魔女の時間」で連載デビューした期待の新星作家です。
この作品は認知度こそ低いものの、一部読者には大ウケし、作家の成田良悟さんも4巻の帯にコメントを寄稿したり、ジャンプ特有のVOMIC化されたりと、狭い範囲で割と支持されていた作品です。
僕ももちろんこの作品が大のお気に入りで、ここまでブラックユーモアに溢れた作品がジャンプ系列の雑誌に載るのかと戦慄しましたw
ざっくりとしたあらすじ。
主人公綴エンジは占いが大好きな普通の高校生。しかし、ある日
トラックに轢かれその短い生涯を終える…とこんな感じです。
えっ、嘘! 主人公いきなり死んでんじゃんΣ(・□・;)
気にしないでくださいw 彼は占いに従い角を曲がれば運命の人に出会えると思って、こうなったのですから↓
い、嫌だー! 最後の言葉がこんなんなんて!まあ、ある意味男としては本望ですかね(苦笑)
おそらくジャンプ系列の主人公で最短の10pでその短い人生に終止符を打ちます。
さよならエンジ…(泣)
ですが、こんなとこで終わらない!
エンジは紅緋の魔女と呼ばれる白雨という女にその命を助けられます。
しかし、助かった代償としてエンジは不死身となってしまいます。
エンジは裏社会に住み着くクリスというモンスターの問題解決を行う白雨の手伝いをすることになります。
と、この辺りまでが本当のあらすじですw
登場人物の紹介。
まずは主人公の綴エンジ、登場人物の中では一番まともな性格ですが、一番異常なクリスとしての能力を持ちます。
続いて紅緋の魔女こと白雨、いわゆるマッドサイエンティストでとにかく登場人物全員(男子のみ)にきつく当たりますw
かなり後にわかることですが、白雨もとんでもない能力を持っています。
続いて煤竹ヒロミ、半端ないほどエンジや白雨の餌食となるかわいそなやつですw
き、キャラ紹介でモザイクいれられるって(苦笑)書いてある通りぞんざいな扱いを受けますw以外にギターが弾けたり音楽センスはあるようです。でも、歌詞がまたひどいw
続いて内藤君、存在そのものが危険なエロマイスターです!
…
キャラ紹介ページでは煤竹よりぞんざいな扱いを受けてますが、県内屈指の長距離ランナーだったり、以外に頭が良かったりと割とオールラウンダーです。
ちなみに顔はこちら↓
普通にイケメンです。
性格がクズで無ければ!
続いて芹沢カンクロー、前世がトウモロコシというかわいそうなキャラです
ちなみにキャラ紹介ページでの扱いはこちら↓
普通にまともな警察官というか刑事です。
最後は水田マリ、両親の離婚により名前が「水溜り」になってしまったかわいそな子です
大食漢で、エンジと同じようにクリスです。
後々もっと魅力的?なキャラも出てきますが、一巻ではこの五人が中心となります。
えっ? 一人足りない? 気にしないでいきましょうw
物語のキーとなる裏社会にはこびる「クリス」は人型と動物型がいて、人型の方は普通の人にバレないように擬態しながら暮らしています。動物型のほうも、基本的には特に害を及ぼすことはありませんが、非合法で飼われていたりするので保護の対象となっています。
この作品の特徴はなんといってもブラックユーモアです。
特に煤竹の扱いはひどいw
はぎ取り素材肉ってw すでに殺されること前提かよw
他にも細々とした所まで、ユーモアがあふれてます。例えばたったワンカットしか出てこないクリスに懇切丁寧に解説がついていたり、モブの名前だったり、次回予告だったり、カバー裏の登場人物の雑談だったりと、隅々まで美味しいところいっぱいです。
物語は基本的に裏社会の陰謀を追うのがメインストーリーとなるのですが、とにかく一ページに一つはある笑いに注目してもらいたいです!
この作品は全六巻完結済みです。人によってかなり合う合わないがあるので、とりあえず一巻の一話を読んでからの購入をオススメします。
でも、ブラックユーモアが好きな人は絶対ハマるので是非ご一読を!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
明日学校じゃんΣ(・□・;)