どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近秋のアニメが始まりましたね! 個人的にはfateが一番戦闘シーンも迫力があって面白いと思います! 後、前にブログで紹介した「魔弾の王と戦姫」は進みが早くてびっくりしましたΣ(゚д゚lll) あれじゃ1巻は2話で終わるし、fateと比べるわけじゃないですけど戦闘シーンが…
さて、そんな中紹介するのは冲方丁さんの「カオスレギオン」です!
冲方丁さんの略歴は前に紹介した「マルドゥックスクランブル」に書かれているのでそちらを参考にしてください↓

「カオスレギオン」は富士見ファンタジア文庫編集部が刊行している「ドラゴンマガジン」紙上に連載されていたものに、カプコンからゲーム化を打診され、ゲームのストーリーに沿う形で第1巻である聖戦魔軍篇が刊行、その後ドラゴンマガジン紙上に連載された短編を短編集として出版、そして第1巻につながる形で第二部の「カオスレギオン01」から「05」が刊行されました。

冲方丁さんのファンの方でもときどき誤解があるようですが、この作品は小説をゲーム化したもので、ゲームのノベライズではありません。ちなみにゲームは10万本の売り上げがあったそうです。今でもたまにライトノベルのゲーム化はありますが、10万本を超えるとなるとその数は限られてくると思うのですごいですよねー。

ざっくりとしたあらすじ。
天界と堕界を分かつ混沌の大地アルカーナ大陸。その地で聖法庁のに叛逆するドラクロワは、各地で反乱を起こし平和を乱そうとしていた。
かつて、ドラクロワと理想を目指したジークは親友であるドラクロワを倒すために従士のノヴィアと共にドラクロワを追う…とこんな感じです!

このお話はかなりダークなファンタジーで、割と読む人を選ぶと思いますが、重厚な世界観と圧倒的な存在感を放つ主人公ジークが最高にかっこいい素晴らしい物語です。

魔界から魔兵を呼び出し戦うジークは、一騎当千の最強の騎士、従士のノヴィアはありとあらゆるものを見通す目を持つ万里眼と矢や橋を具現化させる幻視の力を持っていて、ただでさえ最強なジークを手助けします。

この二人が協力して戦闘を行うシーンはいくつかあるのですが、とにかく迫力があります。一人の主人公が圧倒的な力を持って敵をねじ伏せていくようやバトルが好きな人にはかなりオススメです。

また、作品の随所に見られるその世界、大陸、街、村で生活する人々の描写が些細ながら丁寧に行われていて、迫力のある戦闘シーンとうって変わってそこで生きる人々の様子や暮らしが重厚な世界観をさらに確固たるものに仕上げています。

この作品は全7巻完結済みです。一冊、一冊が結構厚いので読むのが比較的遅い人には向かないかもしれません。また、冲方丁作品に初挑戦という方も個人的には「シュピーゲル」シリーズの次にオススメしづらい作品なので、まずは「マルドゥックスクランブル」を読んでからのほうが冲方丁作品が持つ雰囲気に触れやすいかと思います。

しかし、とにかく面白い作品なのでぜひ読んでもらいたいです! 特に02と04はかなりの出来です!冲方丁さんの素晴らしい物語に機会があれば触れてみてください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日学校行けば三連休! ( ̄(エ) ̄)v