どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ついに三連休♩( ̄(エ) ̄)v皆さんは何をしてお過ごしでしょうか? 僕はいつも通りギター弾いて、勉強して、本読んで、古本屋を冷やかす日々を送っています。あーあ、恋人欲しい(全力な心の叫びw)

そんな若干ネガティブ気分で紹介するのは、紹介します! と前々からアナウンスしておきながら時間がなくてなかなか読めなかった海空りくさんの「アルティメット・アンチヒーロー常勝無敗の反逆者」です!
海空りくさんは第2回GA文庫大賞優秀賞を「善意の魔法」で受賞(断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-に改題)、現在はGA文庫で「落第騎士の英雄譚」シリーズを執筆しており「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」と同じくアニメ化が期待されている人気作です。

講談社ラノベ文庫は創刊当時から割と追っていて、今までも他社からの傭兵が書いたものはいくつか読みましたが、これは秋田貞信さんの「巡ル結魂者」の次に面白いと思いました! さらに個人的に好きなイラストレーターのNardackさんがイラストを手がけているのもいいです!

ざっくりとしたあらすじ。
五年前世界を滅ぼそうとした魔界からの侵略者魔王テュポーン、誰にも倒せない魔王を倒した神代焰は本来なら世界を救った英雄となるはずだったが、あまりの強さ、邪悪さ故に社会からつまはじき者にされていた。
そんなある日、焰は因縁のある人からの要望を受け日本の魔術師学校に入学し、そこで最弱と揶揄されるお荷物小隊101の面倒をみることになる…とこんな感じです!

ジャンルは学園異能系、舞台は一度滅んだ世界です。

割と中二要素は多めですが、クトゥルー神話を下敷きにしているので設定の説得力があり、そういったところが中二要素はあまり得意ではないという人でも楽しめるように作られているのではないかと思います。


このお話は割とよくありそうな学園ものの展開ながら、それを面白く読ませる設定力があり読んでいて飽きません。
また、最近流行りの教官もの的な要素もありMF文庫やGA文庫の学園もののノリや、中二くさいバトルが好きという方にはオススメです。

個人的に講談社ラノベ文庫の中では面白い方だと思うので、まだ講談社ラノベ文庫に手を出せていない方にもオススメです! また森橋ビンゴ作品でNardackさんのイラストを見慣れている方にもオススメです。こんな絵も描けるんだー、と新鮮な感じがします。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日は久振りに純文学の紹介します!