どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
歯が痛い…今日の朝起きたら歯が痛くて病院行こうかと思ったら予約でいっぱいでした…月曜日まで我慢しないと(つД`)
そんな歯痛の中紹介するのはファミ通文庫の「ホラーアンソロジー赤」です!
今作は昔FBonlineに掲載された3つの短編に書き下ろしが4作加わったホラーアンソロジーとなっています。執筆陣はファミ通文庫で作品を刊行したことがある作家さん達です。
以下は掲載作品と著者、イラストレーターの一覧です。
「猫ノ手ノ子」著/綾里けいし イラスト/かる
「肝試しの夜に、二人は」著/舞阪洸 イラスト/飯田のぎ
「ヴァーティカル~頭上の悪魔~」著/榊一朗 イラスト/カラクリシオン
「こびとのげえむや」著/田尾典丈 イラスト/Ixy
「幽霊トンネル」著/西野吾郎 イラスト/みやびあきの
「アイノサイノウ」著/竹岡葉月 イラスト/しらび
カバーイラスト/しらび
以上となります。
何気にアンソロジーを紹介するのは初めてなので、各短編についての簡単な紹介と評価を書きたいと思います。☆は5個で満点です。
「猫ノ手ノ子」☆☆☆☆☆
ライトノベルでホラーといえば綾里けいしさんでしょう。素晴らしい作品でした。内容的にはとある町で忌み嫌われる少女に近づいてしまったがために…という都市伝説的な側面がある一作です。
「肝試しの夜に、二人は」☆☆
ライトノベルで戦記ものといえば舞阪洸さん! この作品の中では一番のベテラン作家です。肝試しがきっかけで気になっていた女の子と接近するが、実は彼女は主人公の命を狙っていて? という感じです。正直消化不良なのと、ホラーがほとんど感じられないので評価は微妙です。
「ヴァーティカル~頭上の悪魔~」☆☆☆☆☆
ライトノベルで速筆といえば榊一朗さん! ですね。あなたの頭上にもよくいるあの生き物が主人公を狙っていて…という感じです。SF風味の科学的ホラーという感じです。この作品の中では一番好きです。
「こびとのげえむや」☆☆☆☆
田尾典丈さんはファミ通文庫出身の作家さんです。ゲームを作る主人公は寝るといつの間にかゲームが出来上がるという不思議な現象にあい…とこんな感じです。なかなか面白い作品でしたが、少し既視感があったので☆は一つ減らしました。しかし、構成力は目を見張るものがありました。
「幽霊トンネル」☆☆☆
西野吾郎さんも田尾典丈さんと同じくファミ通文庫出身の作家さんです。トンネルに肝試しをしに行く主人公とヒロイン、そして幽霊を怖がらない友人がそこで見たものは…という感じです。本当に王道、悪く言えばテンプレートな作品でごくごく普通なホラー短編です。
「アイノサイノウ」☆☆☆☆
この作品の中では唯一の女性作家さんですね。大学に通う主人公は文芸同好会に所属しそこでヒロインに想いを寄せていくが、文芸同好会に所属する唯一のプロ作家にヒロインを奪われて…とこんな感じです。飽きさせずに一気に読ませようという作者の意図が伝わる作品でした。ただ、これをホラーかと聞かれれば昼ドラにホラーテイストを流し込んだ作品。という感じなので☆は一つ減らしました。でも、短編としての出来はいいです。
この作品の短編はだいたい2つに分かれていて「ホラー短編」か「世にも奇妙な物語的な何か」という感じです。ライトノベル作家が書いたホラーを読みたいという方は「猫ノ手ノ子」と「ヴァーティカル~頭上の悪魔~」この2つには見劣りしますが「幽霊トンネル」がオススメです。
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
明日はもう一冊の「ホラーアンソロジー黒」を紹介します。