どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
明日から学校ですが、中間テストの答案返却があります。自信がないわけではありませんが、今からドキドキです(苦笑)

さて、今回紹介するのは海空りくさんの「落第騎士の英雄譚」です!
海空りくさんの著者紹介は前に紹介した「アルティメット・アンチヒーロー」の記事に記載してありますのでそちらをどうぞ↓


この作品は海空りくさんのデビュー3シリーズ目となるもので、2巻発売時にはすでに10万部売られたという驚異のライトノベルです。同じGA文庫から発売されている「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」でもここまでのスピードはなかったのではないでしょうか?

ざっくりとしたあらすじ。
魂を魔剣に変えて戦う魔導騎士。有名な魔導騎士の家系に生まれながら鉄一輝は魔法の才能が全くない「落第騎士」として学園の最低ランクとして過ごしていた。
そんなある日、小国の皇女として学園に留学してきたステラとひょんなことがきっかけで決闘することになり、最強Aランクのステラに一輝は最低Fランクながら勝ってしまう。
決闘の約束として負けた方が勝った方の下僕になるという条件を飲みステラは一輝の下僕となるが、徐々に一輝に惹かれていき…とこんな感じです!

ヒロインの皇女ステラは一輝の下僕になりますが、別に最近国会で話題になったSMプレイをするわけではなく、というかステラの方が立場的にも上なので、そういった要素はありません。はい。

ジャンルとしては最底辺が最強を目指す学園異能バトルといった感じですかね? Fランクから最強を目指すというお話は御影瑛路さんの「Fランクの暴君」を思い出しますね。しかし、あちらが知能で這い上がるのに対してこちらは身体能力の強化で魔法の才能を補って這い上がりを目指します。

お話的にはかなり王道な学園ものです。破軍学園に所属する生徒は七星剣武祭の出場をかけて試合を行うのですが、一輝は最低のFランクのためその七星剣武祭で優勝しなければ卒業出来ないという厳しい条件がかけられています。

また、映画を見に行ったりしますが、そこで上映されている映画が「私は妹に恋をした ※R-15」、「砂漠の王女カルナ」、「男達の失楽園 ※R-15」、「ガンジー怒りの解脱」です。これには大爆笑でしたw ぶっちゃけこの部分だけでも読む価値があります!
あとは定番というべきか、自分より圧倒的に強い相手に一輝が勝ったりします。

主人公の一輝は若干カッコ悪いですが、血みどろになるまで戦う姿はとてもカッコイイです! あと、ステラみたいなツンデレキャラも久々に見たので逆に新鮮味があってよかったです!

学園異能バトルで最弱系主人公が努力するタイプの作品を読みたい方はぜひご一読を。一巻を読む限りでは圧倒的に面白いです! 

それではこの辺で(≧(エ)≦。)