どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
時間なくて、全然本が読めません! マジ勉強辛い…(。-(ェ)-。 )

さて、そんな憂鬱気分の中紹介するのは古味直志さんの「恋の神様」です!
古味直志さんは「island」でジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞しデビュー。その後初の連載作品となる「ダブルアーツ」の後、いくつかの読み切りを掲載後「ニセコイ」の連載を開始。大人気作となりアニメ化もされ、先日2期の放送も決定しました。現在ジャンプで唯一のラブコメとして孤軍奮闘している作品です。

古味直志さんの作品は全作品読んでいるほどファンでジャンプ系列の作家さんだと叶恭弘さんの次に好きな作家さんです。個人的に一番好きな作品はデビュー作の「island」で、その次はダブルアーツです。

古味直志さんは今でこそニセコイで大人気作家となりましたが、個人的にはラブコメではなくファンタジーだと思っているので、どちらかといえば初期作品のほうが好きです。まあ、小野寺妹は神ですけどw

この作品は古味直志さん初の短編集となっていて、デビュー作の「island」から「ニセコイ」のプロトタイプが収められています。

各読み切りの簡単なあらすじ。

island
古味直志さんのデビュー作で今でもファンの中では根強い人気を誇ります。斎木楠雄の災難の麻生周一さんも好きな作品だそうです。
お話としては壁と海によって閉じ込められた世界でアイラとマルが外の世界を目指すというものです。世界の真実が明かされる場面や、アイラとマルのコンビが個人的にお気に入りです。古味直志ファンなら必見の読み切りです。

恋の神様
表題作で、古味直志さん初のラブコメです。内容は神様に愛されている少女を好きになってしまった土辺太一が恋の成就のために奔走する物語です。ぶっちゃけニセコイの読み切りよりもこっちのほうが面白いと思います。また、ニセコイに出てくるあの登場人物も出てくるので、ニセコイの巫女さんのお話が好きな人は「ああ! あいつじゃん!」となるはずです。

ウィリアムス
一周回ってまたファンタジーにもどってきた作品で、純粋なファンタジーとしては現在古味直志さん最後のファンタジー読み切り。
一冊の冒険記に憧れている少年ウィリアムスがメイドのコニーと共に旅に出るお話。island、ダブルアーツよりかなりコミカルな作品で冒険を忘れた大人が読むといい感じの作品です。

ペルソナント
古味直志初にして現在最後のSF作品。仮面を纏って生活する人々の中で唯一仮面をつけずに生活するダモレのお話。古味直志さんの作品の中ではかなり灰汁の強いキャラ。ちなみに作中では仮面をつけないことは露出狂と同じなので、国賊扱いされています。テーマとしては、短編集の中で1番深く、人間の内面と外面のギャップ、完全平等な社会を描きます。

アップル
世界最強の究極生命体アップルである主人公新宮サトシと天才科学者グリムの友情を描く作品です。設定は既視感がありますが、古味直志さんの作品の中では珍しくかなり友情に比重が置かれています。

読み切り版ニセコイ
ジャンプNEXTに掲載されたニセコイのプロトタイプ。千棘の髪型が若干違っていたり、幼馴染という設定があったりとニセコイとは要所要所で設定が異なりますが、出てくるキャラはほぼ同じです。
ただし、ニセコイに出てくるヒロインは千棘以外いないので、小野寺派や鶫派、万里花派は要注意。ただし千棘派は必見です。

以上6つの読み切りが収まった短編集となっています。古味直志ファンはもちろんニセコイ千棘派は買って損はないでしょう。ちなみに個人的にオススメの読み切りは「island」と「ペルソナント」です。ニセコイに若干飽きたという人にもオススメなので、ニセコイに見切りをつけようかと考えている人もこれを読んでもう一度ニセコイに復帰してみてください!
ファンの方はプロトタイプと連載版を比べるだけでも楽しいはずです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日も学校、学校ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘