どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近夜遅くまで勉強しているせいか学校でテンションがおかしくなっています(苦笑)クラスメイトはだいたい進路決まっているのでみんななかなかそれを察してくれませんw というかそんな変なテンションになる自分がわるいんですよねw

さて、今回紹介するのは今週発売のマガジンで完結し、さらにアニメ化が発表された大今良時さんの「聲の形」です!
作者の大今良時さんはまだ20代の女性で、マガジンの巻末コメントやインタビューで何かとときメモのお話をする方ですw 前作の「マルドゥック・スクランブル」は有名な冲方丁さんが原作のサイバーパンクで、今作は難聴の女の子を取り扱う作品という連載作品が2つともあまりマガジンらしくない作品を描いている漫画家さんです。

この「聲の形」は読み切りの頃からの付き合いで、読み切りを初めて読んだ時は2、3回読み返すほど衝撃的でした。ここまでイジメをぶつけて、しかもあまり救いのない作品がマガジンに載るなんて…と戦慄しました。

ざっくりとしたあらすじ。
同じクラスに転校してきた西宮硝子。彼女は難聴だった。
主人公石田将也は退屈を持て余していたため、彼女にイジメを始める。最初は些細なこと、しかしだんだんイジメはエスカレートしついに彼女の補聴器を奪うところにまで発展する。イジメが表面化し問題になったところで、石田将也はイジメの主犯として逆にクラスメイトからイジメられるようになり、彼はイジメられたまま小学校を卒業する。
そして、高校三年生になった石田将也は西宮硝子と再会し…とこんな感じです!

ジャンルとしては青春ものですかね? ただ、強烈に痛いです。

イジメられる、イジメる、イジメを傍観する。誰にでもある経験にこの漫画は真摯に向き合い受け止めています。一部の読者は難聴の女の子の描き方に問題があると言っていますが、この漫画のテーマは難聴の女の子ではなくイジメです。もちろん難聴の女の子である西宮硝子がいなければ成立しない物語ではあるのですが、あくまでそれは表面上のテーマで、内面的なテーマはイジメとイジメにあった、イジメをした、イジメを傍観した登場人物のその後でしょう。

作者が漫画に出てくる登場人物は全員嫌いと話すように、こねな作品に出てくる登場人物は読んでいて共感こそする場面はありますが、あまり気持ちのいい人物達ではありません。究極的な意味で全員が全員自己中心的です。

ただ、そういった登場人物達でないと紡げない物語というのはやっぱりあって、この作品はイジメを中心とした葛藤とひたすら向き合う作品となっています。
読んでいて、嫌だなとか、こいつは最悪な奴だ、とか思っても読み続けてしまうのは、僕達読者が心のどこかで求めながらも、今まで誰も表現しえなかった何かがそこにあるからだと思います。

イジメの話かなんだか暗そう。と思った方も多いと思いますし、1巻のイジメ描写で挫折する人も多いと思いますが、この作品に、それぞれの登場人物に課せられた運命や使命みたいなものを感じながら読めばきっと感動以上の何かが得られるはずです。

この作品は現在6巻まで刊行されており、7巻が最終巻となります。第一部である小学校時代の登場人物達のイジメを乗り切れば、あとの高校三年生編はすんなり読んでいけると思うので興味のある方はぜひご一読を。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日学校行けば3連休!