どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
いやー勉強が大変です(苦笑)特に過去問はつらいです。解くのに80分、解説読んで理解するのに30分…約2時間取られるわけですから本当につらい( ꒪Д꒪)でも頑張らないと…

さて、今回紹介するのは僕のように疲れている人にピッタリな絵本時雨沢恵一さんが文を書き、黒星紅白さんが絵を描いた絵本「お茶が運ばれてくるまでに」です!
時雨沢恵一さんの著者紹介は「SAOOGOⅠ」でしているのでそちらをどうぞ↓

さて、先ほど述べた通りこの作品は絵本です。絵本というと大体の人は子供、それも小学生低学年以下の読み物だと思う方が多いと思いますが、実は老若男女問わず万人が楽しめるのが最大の特徴です。大抵の絵本は平易なひらがなで書かれ、絵という視覚情報で内容を補完でき、さらに哲学的解釈などもできたりと年齢によって様々な楽しみ方ができるのです。

さらに絵本は個人的にですが、すごく記憶に残りやすいです。経験談になりますが、まだ小学校に入学する前に読んだキラキラ光る綺麗な魚の絵本や、奴隷解放までの過程を描いた絵本、原爆の絵本や、有名な海外の絵本…読んだもの全部とは言いませんが、面白いと感じたものや絵や話にインパクトのあったものは全て覚えています。そしてこれから紹介するこの作品も僕の記憶に残る素晴らしい作品でした。

この作品は全18編の掌編が収録された絵本です。絵本というと1つの物語がA4サイズかもう少し大きいサイズで見開き10〜30p程度に収まっているものを想像すると思いますが、これは文庫サイズで掌編がいくつも収録されているので手軽に持ち運べてちょっとした時間に読むことができるのが特徴です。事実僕も勉強の合間に少しずつ読みました。

各掌編は本当に様々な種類のものがあり、読んでいて飽きません。考えさせられるものや、ハッとさせられるもの、心が温かくなるもの、思わずクスッとしてしまうもの…そんな掌編が黒星紅白さんの素敵な絵と共に収まっています。

個人的に好きな掌編は「らぶれたー」と「はな」。ちょっとびっくりしたのは「べっど」です。人それぞれ好みはあると思いますが、僕的には「らぶれたー」くらい直球ど真ん中勝負の話は逆に新鮮で温かい気持ちになれました。

また、最初に絵本はどんな年齢でも楽しめると書きましたが、この絵本は簡単な漢字が使われているので小学生中学年以上でないと読めないかもしれません。矛盾するようですいませんm(_ _)m

100pにも満たない薄い文庫ですので、常にカバンの中に入れておいてふと思い出したときに読むのがいいかもしれません。これをカバンの中に入れている人は女子力高いですよw
あと、続きというかもう一冊「夜が運ばれてくるまでに」もありますので合わせてどうぞ。

また、カテゴリは絵本ですがレーベルの関係上一般文芸に入れておきます。

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 
明日は雨か…