どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この一週間はひたすら本を読み、新人賞に投稿する作品を書く生活を送っているので、たまに外に出ると花粉で死にそうになります(>_<)特にランニングの時はヤバイです(苦笑)

さて、今回はライトノベル初心者企画として面白い作品の発掘方法をお教えしたいと思います!ライトノベルは毎月多い時は50以上の新作が出たりしますΣ(・□・;)その中から面白くかつ、自分に合う作品を選ぶのは至難の技です。そして、初心者はどれを選べばいいかなんてわかるわけがありません!
なので、今回は面白い新作の発掘方法を紹介していきたいと思います!ライトノベル初心者の方で、自分で面白い作品を見つけてみたいという方はぜひ参考にしてみてください!

⚠︎あくまで僕個人の意見です。初心者の基準としてはアニメになった作品しか読んだことがないような人や、これからライトノベルを読もうと思っている人などです。

・面白い新作ライトノベルを見つける!

まず、一つ言っておきたいことはライトノベルは漫画と同じくシリーズで何冊も続き、一般文芸とはちがい一巻完結はほとんどないということです!なので、漫画と同じように一つのレーベル(出版社)から毎月発売される作品の三割から八割はシリーズの続きとなっています。なので、新作はレーベルにもよりますが、毎月二作品から多くても五作品です。ライトノベルレーベルは毎月安定して作品を供給するところでも15近い数があるので新作は毎月最低でも30近くあります。

さて、ではこの中から面白い作品を見つけ出す方法ですが、一つの指標となるのが「特設サイト」「ポップ」「ポスター」「帯」「小冊子」「レーベルが持っている雑誌の発売予定」「供給量」「試し読み」などです。

特設サイトはその名の通りその作品のために作られたサイトです。サイトはレーベルごとの差はあれどストーリーの紹介、キャラの紹介を中心にレーベルによっては壁紙やTwitterのアイコンを配布しているところもあります。
特設サイトが発売前から作られるということは、もちろん発売前から期待値が高く、レーベルとして売っていきたい作品なので当然面白い作品である可能性が高いです。
しかし、作るのに手間がかかるため講談社ラノベ文庫以外では新作のためにわざわざ特設サイトを作るのはまれです。逆を言えばわざわざ作ってまで新作を紹介するということは、もう面白いと言っているようなものなのです!
ただし、注意すべきことは新人賞受賞作の特設サイトです。新人賞受賞作はいくら特設サイトがあろうが、面白いかどうか読んでみるまでわかりません! これだけは注意しましょう。

次はポップです。ポップは書店で販促のために使われる一種の広告です。ライトノベル販売コーナーが狭いところでは置かれていないかもしれませんが、大抵は平積みの台に置かれています。こちらも特設サイトと同じく新作では期待されている作品にしか作られないことが多いので一つの指標となります。
ただし、このポップやポスターは資金力のあるレーベルは濫発しやすいので全てのレーベルに当てはまるかと聞かれれば否です。この二つに関しては信用し過ぎないようにしましょう!

次の帯ですが、こちらは本の下部に巻かれている煽り文句や簡単なあらすじ、キャラの紹介が書かれている紙です。新作には書店側がとったりしていない限り確実についています。この帯にもいくつか面白い作品を見分けるこつがあります。
一つは他の作家さんや評論家のコメントが入っているかどうかです。コメントを書くには、わざわざ帯にコメントを書いてもらうためにその作品をプロに読んでもらう必要があります。そんな手間を踏んでまでコメントを書いてもらうということはそれだけ推したい作品ということで、その作品は面白い可能性があります!
次は大げさな煽り文句が書いていないかです。面白くない作品は大抵大げさな煽り文句がついています。例えば「今年一番〜」「これがダメなら〜」のようなものです。このような煽り文句がついている場合はかなり注意が必要です。

最後は小冊子やそのレーベル独自の雑誌の発売予定を見ることです。小冊子は一般文芸や漫画を買ったときも本に挟まっているものです。そこの来月発売する予定の作品の部分を見てみてください。期待の新作は他の作品があらすじしか載せていないのにキャラの紹介や「あの作品の作家さんの新作!」と書いてあったりします。要するに他の新作と良い意味で差別化されている作品は面白い可能性があります。
次にレーベル独自の雑誌ですが、こちらはレーベルによって仕様が様々なので一概には言えませんが、小冊子と同じように売りたい作品=面白い作品には細かい紹介などがついている場合があります。ライトノベルレーベル独自の雑誌は書店ではなかなか置いておらず、置いてあっても立ち読みなどできない場合がほとんどですが、電子書籍などでは比較的安価で販売しているレーベルもあるので敷居が高いかもしれませんが、少し覗いてみるのもありかもしれません。また、小冊子はレーベルによっては電子書籍で無料配布しているので、小冊子を見るためにわざわざ本を買ったりしなくても大丈夫です。

次に供給量です。
売れると思う作品、売りたい作品はレーベル側としてはたくさん供給したいという思いがあります。なので、発売日の午前中などまだ作品が買われていないまたはあまり買われていない時間帯に本屋に行き平積みされている新作の冊数を見てみてください。レーベルが売れると思った新作はたくさんあり、売れないと思っている作品は明らかに数が少ないはずです。これも一つの指標として信用できると思います。
ただし、大型書店はとにかく数を置くのでわかりにくく、逆に小さな書店は置く絶対数が少ないのでわかりにくいです。また、本屋自体が発注数や店に出す数を調整している場合が多いので一番わかりにくい指標でもあります。

最後の試し読みですが、これは発売前の新作が一話ないし、全ページ無料で読めるサービスです。
ライトノベルを知らない方は「えっ?無料で読めちゃうの?」と思うかもしれませんが、主要なレーベルの半分くらいはこういった試し読みのサービスがあります。なので、面白い作品かどうかは読めばわかってしまうのです!
ただし、公開時期が限定されていたりライトノベルの本質と言っても過言ではないイラストがついていない場合があるので、ライトノベルとして面白いかは本当に面白いかは買うまでわかりません。さらに、一話や半分だけ公開している場合は読んだ部分は面白いけど後半が…なんてことがあるので過信してはいけません。しかし、もちろん一番信用できる指標です!

以上となります!
まあ、あくまで指標に過ぎないので、まずはあらすじと表紙のイラストを見るのが一番です! 月に30以上出る新作から面白いものを見つけるのは難しいですが、逆を返せば30も発売されるなら一つくらいは自分が面白いと思う作品を見つけられるはずです! サイトなどを通じて面白そうな新作を探してみてください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)