どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
来週の忙しさが今年最高潮かもしれません( ꒪Д꒪)レポートが二つ、大学のサークルの企画書、アルバイトに同人サークル、その他もろもろ…この前貧血で倒れそうになったばっかりなのにやばいですね(苦笑)でもまぁ頑張ります!
さて、今回は紹介するのは越谷オサムさんの「金曜のバカ」です!
越谷オサムさんの作品を紹介するのは何気に初めてですね。
越谷オサムさんは今はなき日本ファンタジー大賞優秀賞「ボーナス・トラック」受賞しデビュー。代表作「ひだまりの彼女」は映画化されミリオンヒットするなど気鋭の作家さんです。
越谷オサムさんは一般文芸で(ライト文芸ではなく)もっとも来週ノベルに近いとも言われており、スナック菓子のような軽い読み口の文章が持ち味の作家さんです!
この作品は短編集となっているので、各話を簡単なご紹介!
金曜のバカ
表題作。女子高生とニートの青年のヘンテコ格闘技恋愛?もの。女子高生の一人称が面白くくせになる一方、置いていかれると一気につまらなくなります。おそらく越谷オサムさんの上級ファン向け。ただし、ストーリー自体は面白いので、一読の価値ありです!
星とミルクティー
ローファンタジーテイストの作品。題名のとおり天体観測とミルクティーがキーになるお話です! 構成がうまく、40pながらも魅せる作品として完成されています! 心温まるお話です!
この町
the青春いう感じのお話。一人の少年が彼女ともに東京に行こうとする話。ストーリー性は薄いですが、思春期を経験した人なら誰でも共感できるお話となっています!
僕の愉しみ、彼女のたしなみ
個性や違いにスポットを当てた作品。自分の趣味を隠す少年が一人の女の子とデートする話。これもこの町同様思春期を経験した人なら誰でも共感できるお話となっています! あと黛さんが可愛いですw
ゴンとナナ
少女と飼い犬にスポットを当てた作品。この作品は主人公のナナと飼い犬のゴンの二つの視点から物語が描かれていて、些細な出来事も人間と犬では見える世界が全く違うのだなー、と思いました。
以上です!
僕のオススメは星とミルクティーです!これは短編ながらも鮮烈に記憶に残っている貴重な作品です! ぜひご一読を!また、それぞれの作品にも越谷オサムさんの魅力が現れているので、楽しく読めると思います!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)