どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近目や鼻や口や耳に羽虫が突撃してきます夏ですねw 口に羽虫が入ると宮沢賢治さんのよだかの星を思い出しますね…ちなみに宮沢賢治さんの作品の中ではよだかの星が一番好きです! そもそもあまり読んだことはありませんが(苦笑)
さて、今回紹介するのはアニメ化も決定した太田紫織さんの「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」です!
太田紫織さんはE☆エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門優秀賞を今作で受賞しデビュー。他にもいくつかの賞を受賞されている他、昨年は朝日エアロ文庫の創刊ラインナップの一角を担うなど活動の幅を広げています!
ちなみにこの作品の表紙は「箱マリ」で有名な鉄雄さんが手がけているので、表紙の絵はなんとなく見たことはある人がいるかもしれませんね。
またアニメ化も決定しており、ライトノベルでみライト文芸でもない(扱いとしてはライト文芸ですが角川文庫発なので)作品の久しぶりのアニメ化として注目されています! アニメ化についてはは下記をご覧ください!
ざっくりとしたあらすじ。
北海道旭川で暮らす平凡な男子高校生館脇正太郎はひょんなことから洋風のお屋敷に住む櫻子さんと出会う。櫻子さんは三度の飯より「骨」が好きという奇怪な趣味の持ち主だった。死に導かれ正太郎と櫻子さんは事件に挑む!…とこんな感じです!
ジャンルはライトミステリですね。でも、最近ライトミステリって言わなくなりましたよねー。かといってこれが青春ミステリ言われれば微妙ですし…うーん悩みどころです。
作品の方は連作短編形式をとっていて非常に読みやすいです。また、ライトミステリ故か読者に与えられる情報も多いので、トリックは理解しやすいと思います!
また、探偵役としての櫻子さんのキャラが濃いです! 骨が好きでお嬢様でメタルバンドが好きで…昔海外の映画に骨が好きな女性が出てくるものがありましたが、ここまでキャラが濃い探偵もいないでしょう!
本格ミステリが好きな人や作者と読者の勝負を楽しみたい方にはあまりオススメできませんが、軽くミステリを楽しみたい方にはオススメです! 既刊は七巻と多めですのでとりあえず一巻だけでも読んでみてください!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)