どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
夏休みに入り野良猫を追いかける毎日。皆さんどうお過ごしですか? 野良猫は僕に厳しくて、なかなか撫でさせてくれません…猫派なのに犬に好かれて猫な好かれない悲しみは深いです…まあ、犬も好きなんですけどの(苦笑)
さて、今回紹介するのは冲方丁さんの「スプライトシュピーゲル」です!
冲方丁さんは昔「マルドゥック・スクランブル」を紹介したので、そちらもどうぞ↓
この作品は「オイレンシュピーゲル」「スプライトシュピーゲル」「テスタメントシュピーゲル」からなるシュピーゲルシリーズの一シリーズで、冲方丁さん自身が最後のライトノベルと公言している作品です。
ざっくりとしたあらすじ。
近未来のウィーン。ミリオポリスと呼ばれるそこには様々な信仰と様々な言葉、様々な人々が生活していた。
MSSと呼ばれる組織で要撃小隊「炎の妖精」に所属する鳳、乙、雛は機械化した体で日夜悪と戦っていた。そんな彼女たちは徐々に都市の陰謀に巻き込まれていき…とこんな感じです!
ジャンルはSFに警察ものとバトルを足したものです。
主な登場人物の紹介。
まずは鳳。名前はアゲハと読み、要撃小隊「炎の妖精」の隊長です!
以上の三人に冬真という男を加えた四人が中心になり、物語は進行します!
まず、この作品はシュピーゲルシリーズの「オイレンシュピーゲル」と時間軸がリンクしています。なので、二巻以降は同時に読み進めていないと細かい部分が、気にならない範囲でわからなかったりするので要注意です!
物語的にはライトノベル版警察ものという感じでしょうか? テレビドラマであるようなハードな警察ものをライトノベルにしたてあげた感じですね。
物語はテロを阻止するというシンプルなものですが、キャラを取り巻く環境は厳しいです。体に障害があるが故に体の一部を機械化する。そんな法律が認められています。さらに、人種差別、宗教観の違い、テロなど他のライトノベルではまず取り上げないような問題に切り込んでいます。
キャラはみんな魅力的で、戦う姿は勇ましいです。個人的には雛がお気に入りで、チェインマインを使って空を飛びながら戦う姿に惚れました(ノ▽〃) 怖がりながらも一生懸命なところが最高です!
あと、このシュピーゲルシリーズでは「クランチ文体」と呼ばれる特殊な文体が使われています。最初は読みにくいとおもいますが、漫画のように読めるようになると、かなりはまります!
「スプライトシュピーゲル」自体は全四巻で完結済みですが、「テスタメントシュピーゲル」は今尚シリーズ継続中です! ハードなライトノベルが読みたい方はぜひご一読を! 個人的におすすめしたい読み方は
オイレン1→スプライト1→オイレン2、3→スプライト2、3→スプライト4→オイレン4→テスタメントシリーズ
です!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)