どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
暑くなってきましたね…サイクリングするだけで汗が…

さて、今回紹介するのは岡沢六十四さんの「亡国王の剣とスパイヒップ」です!

ストーリー A
いやー面白かったです!
内容は「平等」を叫ぶ機人連という組織が革命を起こし王国を滅ぼす。それから3年後、主人公のヒツギ=ツルギは王族の生き残りということを隠しレシャチーハと呼ばれる諜報機関の育成機関のラーゲリの訓練生となっていた。あることがきっかけとなり、国外逃亡をはかることになる…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。セックスandバイオレンスとまではいきませんが、かなり肌色成分多めでシリアスな物語でした。
いやー、本当に面白かったです! いいですね! こういうストーリー! いきなり肌色展開で「あっ、これは…」と思いましたが、平等を掲げる機人連の、その実まったく平等ではなく残酷な行為さえ厭わない矛盾にツルギが立ち向かっていく! 最高です! 肌色展開にもスパイならハニートラップ!というこれ以上ない説得力がありましたね! そうですよ!スパイならハニートラップですよ! 世界観もよかったですね…革命直後の不安定な情勢下にある国を諜報機関、その養成機関の中から見つめることにより、物語に重みが出ていました! ツルギの国外逃亡を阻止すべく動く敵もよかったです! 終盤の盛り上がりは鳥肌が立つほどでした!

キャラ A
主人公のヒツギ=ミツルギ、ラーゲリの同期ミコ、ユズハ。3人のメインキャラがとても魅力的でした! ヒツギは少し読めないところもありますが、しっかり頭を使い行動しているところがポイント高かったです! ミコの妖艶さもよかったです!個人的に一番のお気に入りはユズハ! ああいうキャラからこんなチョロいんが生まれるとは…! これぞギャプ萌えの極みですね(ノ▽〃) 敵キャラもいい感じに不快感があり残酷でした!

今後の期待度 A
2巻が早く読みたいです! この後の展開がまったく読めないです!ツルギは何を目指して行動するのか、そしてユズハとミコはどこまでツルギについていくのか! そしてタイトルにある剣は、作中に出きた剣ではないですよね…? そのあたりの真相も含めて続刊が待ち遠しいです!

どんな人にオススメか?
セクシーかつシリアスなファンタジーが読みたい方はぜひ! タイトルにスパイとありますが、スパイ要素はほぼないのでそちらにはあまり期待しないほうがいいかもです…亡国の王子の物語として読むとすごく面白いと思います! ぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)