どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
土日があっという間に終わりましたね…もう少し本が読みたかったです…

さて、今回紹介するのは新八角さんの「血翼王亡命譚Ⅱーナサンゴラの幻翼ー」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
翼を求める猫耳少女イルナと共にユウファたちはかつて翼人が繁栄を極めたというナサンゴラと呼ばれる都市へ向かう。そして、ナサンゴラの抱える秘密にユウファたちは巻き込まれ…
第22回電撃小説大賞銀賞受賞作品のシリーズ2作目。喪失の中でユウファが己を見つめなおし、イルナと共に新たな道を歩もうとする姿が切なくも誉れ高く胸を打たれました…イルナもまた、失意の中にいるユウファのことを理解したい、救いたいと思い行動していましたね…1巻から2人の距離がぐんと縮まっていました。
物語のほうは衝撃の1巻からどうなるのかと色々不安でしたが、密度の高い文章と緻密な設定からなる世界観から見せるストーリーは健在でした!ナサンゴラという都市が抱えた秘密に立ち向かっていくユウファ達は凛々しかったですね…今回も楽しませていただきました。

前巻と比べて A
まず、巻頭に設定や世界観の説明、人物紹介があったのが良かったですね…覚えきれないほどの設定量ではありませんが、前巻の内容で若干忘れているところもあったので助かりました(^_^;)
前巻が失う物語だったとすれば、今回は受け入れる物語という感じでしたね…どちらかといえば前巻のほうか好きではありましたが、こちらもすごく魅力的でした。新キャラのジルは最初はイマイチキャラがつかめませんでしたが、終盤でナサンゴラの秘密が明かされたとき、すっと胸の中に落ち着きましたね…とても強い女性でした。

今後の期待度 A
1巻からどうやって2巻に繋げるのか不安でしたが、2巻も魅力的な物語が展開されていました! 3巻が9月に出るようなので、楽しみに待ちたいと思います!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)