どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日はジメジメしたお天気でしたね…こういう日は野良猫を見つけられないので、猫好きには痛い一日です(>_<)

さて、今回紹介するのはアサウラさんの「英雄都市のバカども3〜アルコ・ホール三番街の何でも屋〜」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
英雄都市シリーズ第三弾。今回も短編集でしたが、作品の中盤には中編ともとれる作品がありました。
序盤の短編は二つ「三つの依頼」はギャグ。「雨の夜の女」はしっとりテイストの飯テロありのお話で楽しめました! そして、問題は中盤の中編。モルトの過去が明かされるお話なのですが、これはかなり評価が分かれそうですね…個人的にはアサウラさんのシリアスは好きなのでいいですが…英雄都市シリーズらしからぬお話でした。ただ、リッツやオリビー、ライの幼いころが見れたりとモルトを含めた四人に好きなキャラがいるなら充分読んで楽しめると思います! そして、終盤にまた二つの短編。「勇気と冒険の記念日」はギャグです。中編読んでからこの四話だとリッツの成長を感じれてただ笑えるだけの短編になっていなかったのが良かったです! そして最後の短編「リキュールという街」これは後述しますが、中編の一つの伏線回収のお話でもありますが…これが最後はちょっといただけないですね(^_^;) 
中編の評価はわかれると思いますが、英雄都市シリーズらしい作品でした! 面白かったです!

前巻と比べて B
前巻が神がかり的面白さだったことと、中編がちょっと英雄都市シリーズらしからぬ感じだったので…ただ、モルトたちの過去や幼いリッツを見れたことは良かったです! 小さいころのリッツは本当に可愛いですね(ノ▽〃) そんなリッツにいたずらしたモルトに殺意を覚えますが…あと女性で1人ガーナというキャラがいるんですが、彼女がパワフルな感じでとても魅力的でした!

今後の期待度 C
どうやらこれで完結らしいんですけど…さすがにあの短編が最後となるとちょっと納得いきません。英雄都市シリーズは賑やかさの中にある楽しさで魅せる作品だと思っていたので、これで最後なら正直中編も最後の短編もいりませんでした。決してつまらないわけではないんですけど、これで終わりは到底納得できないです! ぜひ! ぜひ続きを! アサウラさんの書く男どもは本当に魅力的なんですよ! これで終わりだなんていうのは本当に勘弁してほしいです! お願いします!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)