どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ちょっと具合が悪いです…早く寝ます…

さて、今回紹介するのは紺野アスタさんの「尾木花詩希は褪せたセカイで心霊を視る」です!

ストーリー A
内容は、主人公の久佐薙卓馬は廃墟となったデパートの屋上遊園地でフィルムカメラを手にする不思議な少女尾木花詩希と出会う。心霊写真を撮ると噂される可能性に卓馬は屋上遊園地に出ると言われる観覧車の花子さんを撮ってほしいと頼むが…とこんな感じです!
ジャンルは青春もの。ほろ苦さとその下にある甘酸っぱさい読後感がありました。
まず言わせてください…この作品すごく面白いです! いいですね〜こういう女の子と主人公のなんとも言えない関係で繰り広げられる灰色に近い、それでもどこか甘酸っぱさがある青春もの! すごく素敵でした!
尾木花詩希という古めかしいフィルムカメラを持つ少女が卓馬との出会いにより少しずつ成長し、悩みながらも心を通わせていく。どうしても青春ものだと主人公とヒロインの関係は恋愛がメインになってしまうんですけど、この作品はあくまで心霊写真を撮ってほしい卓馬と写真が撮りたい詩希という関係を基本にしているところが良かったです! さっぱりしつつも互いにいなければ成り立たない。こういう微妙な関係性がミステリアスな物語に対するいいアクセントになっていました! 廃墟のなったデパートの屋上遊園地という一つの舞台も魅力的でした!いいですね廃墟になった遊園地…そんな場所で女の子と2人写真を撮るなんて…憧れます…ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ある事件の意外な結末には驚かされましたね…まさかあの写真の真実がこれとは…そして何より物語中盤から感じるようになる「赤」の鮮烈さがすごく良かったです! 爽やかかつほろ苦さと甘酸っぱさが合わさった最高の青春ものでした!

キャラ A
主人公の卓馬は魅力的でしたね…過去に何かあって、自分が置かれている現実が決して豊かなものでなくとも誰かのために行動する…いい男です…メインヒロインの詩希は写真以外のことはポンコツというのが最高に可愛いかったです! 細い体で大盛りナポリタン食べたり、猫に怯えたり、主人公の袖をぎゅっとつまんでみたり…可愛いさの塊みたいな女の子でした! その他にも早鳩古森、竹宮藤果、旭大地、保谷理子といったキャラも多くない出番できちんと輝いていました!

今後の期待度 A
これで完結もいいですけど、できることなら続きも見てみたいです! 続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ちょっとビターな青春ものが読みたい方は! 話自体はシリアス寄りですが、詩希というメインヒロインや古森といったキャラが砂糖成分多めでいい感じに中和されているので「あんまりシリアスは…」という人にもオススメです! 気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)