どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
10月が終わってしまう…! 結局いつも通りの一カ月になりそうです。はい。
さて、今回紹介するのは庵田定夏さんの「今日が最後の人類だとしても」です!
ストーリー A
内容は、コールドスリープから目覚めるとそこはなんと人類がすでに滅んびエルフや精霊族などの多数の種族が暮らす700年後の世界だった!主人公のユージは実力主義の世界で生きるために教師をすることになるが、引き受けたのは世界のルールに適合できない3人の少女たちの特別教室で…とこんな感じです。
ジャンルは…なんというかはじまりはSFっぽいですが、中身はファンタジーという感じですね。
庵田定夏さんの新作。前作「アオイハルノスベテ」は未読ですが、デビュー作の「ココロコネクト」は大好きな作品です。
ストーリー自体は教師ものというか、試験でいい点をとれない3人の少女を指導して実力主義の世界で生きていけるように教育するというもの。ユージは教師としてはダメダメで最初はとんでもない失敗をやらかしたりしますが、3人の少女の特性を見抜いてきちんと教育し、少女たちもまた期待に答えて成長します。人間が滅んでしまったためユージをはじめコールドスリープで眠っていた数人しか生き残っていないという設定は良かったですね…これが主人公のとある行動理由にも直結していて物語をぎゅっと引き締めるいい要素になっていました! 最後の展開でちょっと首を傾げたくなるような場面もありましたが、3人の少女たちの成長が楽しめる作品でした!
面白かったです!
キャラ A
ユージの教え子である3人の少女リン、エミィ、サーシャがとても魅力的でした! 特にサーシャは良かったですね…主人公と唯一思いを共有できる境遇を持つ種族として特別な存在でした。ユージ以外の人間であるメイコも良かったです。普段はお酒ばっかり飲んでいるのにきちんと言うことは言う…こういう女の子好きです!
今後の期待度 A
続けられるのならぜひ続いて欲しいシリーズですね! 青春もののイメージが強い庵田定夏さんですが、ファンタジーもいいですね! 続刊期待してます!
どんな人にオススメか?
教師ものが読みたい方は! ファンタジーといっても舞台が特殊なだけで結構かっちり教師ものをやっている印象を受けました。気になった方はぜひ!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)