どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は栗を食べました。秋の味覚ですね。

さて、今回紹介するのは海道左近さんの「<Infinite Dendrogram>―インフィニット・デンドログラム―1 可能性の始まり」です!

ストーリー A
内容は、ダイブ型VRMMO<Infinite Dendrogram>は各プレイヤーの行動や選択、プレイスタイルによって独自に能力が進化するエンブリオと呼ばれるシステムと本物の人そっくりのティアンというまるで本当にゲームの世界で生きているかのようなNPCを搭載し人気を博していた。大学受験を終えた主人公の椋鳥玲二はかねてから兄に誘われていた<Infinite Dendrogram>の世界に飛び込む…とこんな感じです。
ジャンルはいわゆるVRMMOもの。フルダイブ型のゲームで主人公が冒険していくものとなっています。
発売即重版、コミカライズ決定と波に乗るHJ文庫の新作です。
すごく面白かったです! まだまだ物語は始まりの始まりで無限の可能性を秘めていますね。まずゲームのシステム面ですが、エンブリオというシステムがすごくいいですね…ある程度ジョブで固定されるとはいえプレイヤーが唯一無二のアイテムを持つという設定はとてもワクワクしました! 武器や防具から戦車やはたまた人型のものまで。様々なエンブリオがあり、それを使ってゲームの攻略を楽しむというのはすごくいいですね〜。そして普通のゲームとは違いNPCであるティアンは死んだら生き返らない、もし国家間で戦争が起こり国が一つなくなってもそのままなど割と容赦のない設定も魅力的でした!デスペナルティとして24時間ログインできない、ゲーム内の時間は3倍の速度で進むなどの時間関係の設定もストーリーにうまく作用していました。
前述の通りストーリーは本当にまだ序盤で設定を紹介したりといった場面がやや多いです。しかし、魅力的なキャラによるエンブリオを使った戦闘シーンは迫力がありました! 文章も読みやすく新人とは思えない作品でした!面白かったです!

キャラ A
主人公の椋鳥玲二ことレイがいい感じですね…普段はおとなしい印象を受けますが、戦いとなると熱い…好感度高いです! レイのエンブリオであるネメシスも魅力的な女の子でした! 人型のエンブリオなんですけど、古風な口調でレイをからかってみたり女の子らしくアンデット系のモンスターに怯えてみたりと可愛かったです!レイの兄、パーティを組むことになったルークと男性キャラに魅力的な人物が多かったです!

今後の期待度 A
これはすごく楽しみな物語ですね! 12月の終わりに2巻の発売も決まっているみたいですし、1巻は序盤も序盤なので2巻以降どのように物語を動かしていくのか…非常に楽しみです!

どんな人にオススメか?
VRMMOものが好きな方はぜひご一読を! デスゲームほどの緊張感はありませんが、デスペナルティが結構きついうえ一度死んだNPCは生き返らないなどの設定もあるので割とシリアスな雰囲気もあります。これからすごく面白くなっていくシリーズだと思うので気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)