どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
明日は雪みたいで…今から交通機関が心配です…

さて、今回紹介するのは日暮晶さんの「この旅の果ては、約束と救済と嘘の場所」です!

ストーリー A
内容は、元盗賊のグレイヴと記憶喪失の少女ミステルが「逆理」という現象が発生した世界でミステルの故郷を探していた。そんなある日、魔術師のディアという少女と出会う。彼女は世界を脅かす逆理を止めるために、グレイヴとミステルに「逆理を蒐集」するための協力を求める。そして3人は共に旅することになる…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー! 1巻のお話的に旅ものになりそうです!
すごく面白かったです! まず逆理という設定がすごくよかったです! 凍りつく灼熱の砂漠、極夜の国なのに一日中明るい、揺れ続ける地面…などなど物理法則を無視した現象が起こるというのは面白かったですね…そこに魔術、逆理が起こった後に出てきた反霊術という魔法よりもお手軽に使える術があったりと、キラリと輝く設定がありました! そしてストーリー! 逆理を蒐集するという少女ディアの真の目的、世界の秘密が明かされながら、グレイヴやミステルと共に困難に立ち向かい解決していく…いいですね、大きく変わった後の世界で少女が立ち上がる物語! こういうのグッときます! 日常パートのメシテロ描写もよかったですね…料理を美味しそうに表現していてお腹が空きましたw キャラ同士のやりとりもいいですし、最後まで楽しく読めました!

キャラ A
グレイヴはちょっと自分に正直すぎると思うところもありましたけど、それがまたディアとの楽しいやりとりに一役かってましたね。根は優しいところもグッドです! ミステルはもうちょっと出番があってもいい気がしましたが、癒しキャラとして見ていて微笑ましい気持ちになれました!ディアも魅力的でしたね…普段はグレイヴと楽しいやりとりをしているのに、逆理関係のことになると真剣でした。そして自分の過去やこれからに葛藤したりと色々考えて、そして行動に移しているところは好感度高かったです!

今後の期待度 A
これはぜひ続きが読みたいです! グレイヴとミステル、ディアはどんな旅をしてどんな結末を迎えるのか、そして静かに動き始めた陰謀とどのような形で対峙するのか…楽しみです!

どんな人にオススメか?
王道の剣と魔法のファンタジーにオリジナリティ溢れる設定を加えた物語、旅ものが好きな方は! これからにすごく期待できる作品なので気になった方はぜひ手にとってみてください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)