どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日から暖房をつけ始めました! パーカーに半纏を着ててもまだ寒かったので…冬は早く終わって欲しいものです…

さて、今回紹介するのは古宮九時さんの「Babel Ⅱ ー剣の王と崩れゆく言葉ー」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
元の世界に帰るためのヒントを求めて雫とエリクが向かったのは魔法大国ファルサス。しかし、雫はファルサスの王であるラルスに「外部者」と呼ばれ剣を向けられる。一方エリクはファルサスで過去と向き合い1人の少女こと追憶していた。そしてファルサスで禁呪に関係する事件が起こり…
シリーズ第2弾! 今回も楽しませていただきました! すごく面白かったです!
禁呪関係の事件に巻き込まれたり、何ヶ月もの間ずっと一緒にいた雫とエリクがファルサスで一旦距離を置くことになったり…と今回はあまり動かず一つの大きな国の城内で物語が進んでいきました。雫は文句ばっかり言ってお城の中で仕事してましたけど、なんだかんだ言ってきちんとこなしているあたり楽しかったんじゃないかと思ってみたりみなかったり…一方明らかにされるエリクの過去とファルサスの暗い歴史。そして禁呪。このあたりが一つメインとなっていましたね…背後でさらなる陰謀も渦巻いているようでまだまだ氷山の一角のようです。ストーリーは文句なしに面白かったんですけど、気になった点が一つ。帯でロードファンタジーと書くくらいならファルサスへは転移魔法ではなく、旅をしながら向かって欲しかったですね…個人的にも旅ものとして期待していたので序盤でいきなり「はい、ファルサスです!」はちょっと拍子抜けでした…そしてタイトルにも関係する言語について、雫とエリクの認識のさらなる違いも明らかになり、言語とは何かについても考えてしまいました。ストーリーもさることながら、言語という一つのキーワードも魅力的でした!

キャラ A
メアが可愛かったですね…こんなに天真爛漫な女の子とは思っていなかったので、見た目相応の可愛らしさになんだか安心しましたw 雫とエリクは本当に相変わらずですね(苦笑)ちょっとしたすれ違いもありましたけど、この2人は最強のパートナーだと今回のお話で確信しました! ファルサスの王ラルスは魅力的な男でしたね…こういう面倒なおっさん「」おっさんというほどの年齢でもないですけどw)結構好きです!

今後の期待度 A
すごくいいファンタジーなので、続きが楽しみです! 雫は元の世界に戻れるのか、そして言語の秘密は…3巻を楽しみに待ちたいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)