どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近暖かい飲み物をよく飲むんですけど、カフェインをちょっと制限しているせいであんまり飲むものがないです…甘いものが好きではないので、選択肢の幅が狭いです(´・_・`)

さて、今回紹介するのは坊木椎哉さんの「この世で最後のデートをきみと」です!

ストーリー A
女子高生の夜見捨て川麻耶は、とある店で表向きはJKデートのスタッフをしながらも裏では死を求める客に最後のひとときわ与える仕事をしていた。そんなある日、宮垣という男が殺されそうになった麻耶を助けたことで奇妙な運命が動きだし…
ジャンルは…なんでしょう? 裏表紙の帯で大森望さんが恋愛ノワールと評しているんですけど、まさにその通りですね。
角川から「きみといたい、朽ち果てるまで」と集英社から今作「この世で最後のデートをきみと」でデビューした坊木椎哉さんの作品。あちらはものすごい引力を持った物語に引き込まれて圧倒されるという感じでしたが、こちらはもう感嘆のため息しか出てこないほど素晴らしい物語でした!
なんといっても崩壊しそうな土台に綺麗に物語を築き上げているのがすごいです! 麻耶という全てを破滅に導く存続が主人公ながら、ただ壊すだけでは終わらない人間ドラマ…本当にすごいとしか言えません…心情描写もまた上手いんですよね…壊れそうで、すでに壊れていて、狂いそうで、狂っている。そんな人々を内面を暴き立てるようにエッジの効いた文章で表現していきます。ゆっくりと坂道を転がっていくように結末へ向かう物語で麻耶が見たどうしようもない世界がまたすごくいいです…美しい砂の塔のような物語に魅了されました。

キャラ A
麻耶がすごくいいですね…こういう物理的にも心情的にも傷だらけの女の子すごく好きです! こんな子が表では女子高生しつつも、裏ではJKデートの仕事して人を死に釘付けにしているなんて…可愛さも相まって最高の一言です。個人的にはミーナという麻耶の同僚の女の子がお気に入りでした! こういう頭のネジが外れちゃってる子、いいですよね…

今後の期待度 評価不能…
一巻完結だと思うのでこの評価で…

どんな人にオススメか?
表に出てくる感じではないんですけど、結構狂っているので暗い物語が好きな方にはオススメです! 恋愛ノワールと書いてあったりするんですけど恋愛要素はかなり控えめなので、麻耶という1人の女子高生の狂った自分と世界を映し出すような、そんな女子高生が主人公の暗い話が好きな方はぜひ! これは本当に読んでもらいたい素晴らしい物語です!


それではこの辺で(≧(エ)≦。)