どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ちょっとノロウイルスで2日ほどダウンしてました…症状は落ち着いたので今日からブログ復活します…
さて、今回紹介するのは佐島勤さんの「魔人執行官〈デモーニック・マーシャル〉」です!
ストーリー A
内容は、主人公の秋竜胆花月は帰宅途中に同級生が人類の敵であるNEOになりかけているのを目撃してしまう。同級生のことが気になった花月はその姿を追って旧市街へ向かう。しかし魔人と遭遇してしまいピンチに。そこにNEOを倒す執行官の久我囲暁琉が現れ助けられ、紆余曲折の末NEOたちと戦っていくことになる…とこんな感じです!
ジャンルは…SFに異能バトルを足した感じですね。ただ、あとがきで佐島さんが書いているように特撮系、または魔法少女ものっぽくなるかもしれません…
魔法科高校の劣等生の佐島勤さんの新作! すごく面白くて今までにないくらい読みやすいんですけど、これだけは言わせてください! いくらなんでもあらすじが酷いです! このブログでは作品についているあらすじは引用しないようにしているので、詳しくは買って読んでもらうか公式サイトか何かで見てもらいたいんですけど本編全然関係ない中二病の設定集みたいになってますよ…すごくもったいないです…
さて、作品のほうはというとまず巻頭に佐島勤さん特有の怒涛の設定集がないです。佐島勤さんの作品読んだことがない人は「なんのことだ…?」と思いますが魔法科とドウルには巻頭に十数ページ設定がひたすら書いてあるだけのページがあるんですよ…それが14人の登場人物紹介しかないです。まあ挿絵代わりに設定集が挟まれていたりするんですけど(苦笑)それがないので読み始めのハードルはだいぶ低いです。
ストーリーは近未来を舞台にした異能バトルといった感じですごく面白かったです! ダブル主人公っぽいですけど、主人公が女性というのもグッドですね! 普通の人類と、人類を滅ぼす敵であるNEO、そのNEOを倒す存在魔人が住む世界。そんな世界を舞台に魔人であり執行官の暁琉がNEO相手に繰り広げるバトルは迫力と疾走感がありました! また普通の女子校生である花月が魔人である暁琉、そしてNEOに関わっていくようになる様子も丁寧に描かれていて良かったです! まだ一巻ですが、見せ場のある盛り上がるストーリーと魅力的なバトルですごく楽しめました!
キャラ A
主人公の花月がいいですね!結構なお嬢様だと思うんですけど、普通に女子校生していてワイルドな男に惹かれるところとか最高に可愛いと思います! 裏主人公とでもいうべき暁琉はNEOを倒す執行官という立場にいながらも、NEOをただ殺すだけではいけないという考えを持った人情味溢れる人物で好感度高いです! ストイックな性格もグッドです! その他多数のキャラが登場しますが、キャラの多さの割にそれぞれの魅力がきちんと引き出せていてさすが佐島勤さんだと感じました!
今後の期待度 A
ぶっちゃけドウルより続きが読みたいです! 一巻のあらすじでだいぶ損してる感はありますが(^_^;) 長く続くシリーズになって欲しいです!
どんな人にオススメか?
異能バトルが読みたい方はぜひ!また佐島勤さん初挑戦の方にもオススメです! これから近未来魔法少女バトルっぽくもなっていくと思うのでそちらも期待できると思います!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)