どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんとか風邪は治りました!明日行けば休みなので頑張っていきます!

さて、今回紹介するのはスエカネクミコさんの「ベルサイユオブザデッド」です!

ストーリー A
婚姻のためにオーストリアからフランスへと向かうマリー・アントワネット。しかし道中不死者の群れに襲われマリー・アントワネットは死亡する。なんとか生き残ったマリーの弟のアルベールはマリーになりすまし影武者としてフランスへ乗り込む…
ゲーム「逆転裁判」のキャラデザなどで知られるスエカネクミコさんの最新作!あと特に奥付などに名前は載っていませんが前島賢さんがシナリオ協力しているようです。
帯の強烈な一文に惹かれて購入。これは買って正解でした!史実を元にフランス革命期にゾンビを取り入れたダークファンタジーとなっています!いいですね!こういう強烈な味付けのファンタジー!1巻の時点ではまだまだ物語は始まったばかりですが、最高のインパクトと共にやってくる不死者!それを打ち倒すアルベール!迫力のある戦闘シーンに震えました!生命に対する倫理観、フランス王政を揺るがすアルベールの存在、そして純粋な不死者と生者の戦い…今後さらに面白くなるに違いない物語に終始ワクワクしました!

キャラ A
アルベールさんめっちゃかっこいいですね〜…中性的な容姿に圧倒的戦闘力、返り血を浴びてもなお美しいその横顔にゾクゾクします!バスティアンというアルベールの側近役も苦悩を抱えながら彼の警護をする姿が非常に良かったです!出番は少なかったですが、個人的なお気に入りはジェラール。適当そうに見えて冷徹な彼の姿はカッコよさだけではない何かがありましたね…

絵 A
不死者が出てくるシーンは怖く、戦闘シーンは迫力があり、アルベールは美しくとストーリーが引き立つ絵でした!またドレスや装飾品、天蓋付きのベッドまで細かく描き込まれていてとてもリアリティがありました!

総合 A
すごく面白かったです!続きが楽しみな作品がまた増えました!今のところ大きく史実から逸れていないように見えるフランスがどのような形で未来を歩んでいくのか…2巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)