どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんか明日から雪が降るとか降らないとか…寒くなるのは勘弁してほしいですね…

さて、今回紹介するのは甲田学人さんの「霊感少女は箱の中」です!

ストーリー A
内容は、銀鈴学院高校に転入してきた主人公の柳瞳佳は心霊を引きよせる体質のせいで、転入初日から同級生が消えるという事件に巻き込まれてしまう。心霊事件を解決する守屋真央という男子生徒に事件の解決を依頼するが、意外な真相が見えてきて…とこんな感じです!
ジャンルはホラーですね。グロいというより怖い。怖いというよりエグいというか、人間の醜さが全面に押し出されている印象を受けました。
甲田学人さんの作品は初挑戦!ホラーは好きなのでいつか手にとってみようとは思っていましたが、新作が出たので読んでみた次第です。
ストーリーは面白いですけど、後味はあまり良くないですね…でもこういうの好きです。まず文章がすごく読みやすいですね。流石ベテラン作家さんという感じでサラサラと読ませてくれます。反面ホラーシーンではじっくりと恐怖を与えてくるような書き方で、読んでいると背中が徐々に冷たくなっていくようでした。心霊事件はチェーンメールの呪い?を食い止めるためにおまじないをしたら失敗して人が消えて…と割とオーソドックスなものでした。しかし、張り巡らされた伏線が凄まじかったですね…最後の最後で判明する事件の大元の原因がわかったときのなんとも言えない感じは最高でした…設定もとても魅力的で作品の世界に引き込まれました!かなり暗いお話でしたけど、個人的には好きなタイプの作品でした!面白かったです!

キャラ A
うーん…それぞれのキャラはとても魅力があるんですけど、登場する人の数が多くて瞳佳や守屋以外の出番があまりないのが残念でしたね…
主人公の柳瞳佳は作中でも語られている通り自身の周りで起きる心霊事件を他ではなく自分にあると認めている点が興味深かかったですね。あんまりそういう子いないと思うので…そのあたりが女子高生にしては珍しいというか、これまで感じたことのない魅力がありました。守屋真央は(名前は女の子っぽいですけど男です)これまた考え方が珍しいというか、瞳佳とがっちり噛み合う不思議な思考の持ち主でしたね。探偵役?としては纏う雰囲気がぴったりな気もしますが、心霊が絡む事件を解決する人がこういう考え方するのかと意外でした…個人的なお気に入りは鹿島芙美。気が強くて髪が綺麗で口寄せができる巫女さんということで今後の活躍に期待したいです!

今後の期待度 A
面白かったので2巻以降も楽しみです!瞳佳がこれからどのような事件に出会い守屋がどうやって解決していくのか…楽しみにしながら続行を待ちたいです!

どんな人にオススメか?
ホラーが好きな人、人間の醜さがみえるような作品を読みたい方は!メインとなる事件の後味がかなり悪いのと、ホラーシーンがなかなか怖いので苦手な方にはあんまり…ですね。学園ものの要素もきちんと入っていて、ホラーも楽しめるので気になった方はご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-892541-9