どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近寒いと思ったら来週からは暖かいようで…気温の変化に戸惑います…

さて、今回紹介するのは細音啓さんの「ワールドエネミー 不死者の少女たちと不死殺しの王」です!

ストーリー A
内容は、世界中にヴァンパイアやグールなどの怪物がはこびる時代。人類は12体の最強の怪物アークエネミーを倒すために奮闘していた。最強のハンターであるノアはエルザと共にアークエネミーのゼルネッツァを追っていた。そんな中1人のシスターの少女と出会い行動を共にすることになる…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。キリスト教的世界観で描かれるアクションものとなっています。
novel0にファンタジーの名手細音啓さん登場! novel0ということで割とダークな世界観になっていました!ストーリーはまだまだ序盤という感じながらも盛り上げどころもきちんとあり安定した面白さでした!人類最強のノアと道中で出会ったシルヴィが話の中心にいましたね。かたや最強のハンター。かたや拳でエネミーをぶっとばす武闘派シスターと、なかなか噛み合わないようなキャラの軽い掛け合いとバトルで物語は進んでいきます。世界観や敵について語る描写も多かったですが、テンポが悪くならないのは流石ベテラン作家さんという印象を受けました。バトル描写も丁寧かつ必要以上の余計な描写がなくスッキリとした味わいで楽しめました!ただ、一つ気になったのがラストのノアの戦いがちょっとあっさりすぎたことですね…もう少し丁寧に描かいても良かったのでは?と感じました!ダークな世界観で繰り広げられるヒロイックなファンタジーという感じで楽しく読めました!面白かったです!

キャラ A
ノアはまだまだわからないところが多いという感じですね。さっぱりしすぎていて内面があまり見えない感じです…戦闘では大活躍でした!シルヴィはシスターのくせに武闘派で肌も躊躇なく晒し出すという背徳的なところが良かったです!明るく元気な性格、そして容赦のないツッコミがグッド!エルザはその生い立ちが特殊なわりに時々年相応の女の子らしさを見せるのが可愛かったです!

今後の期待度 A
面白かったので今後も期待したいです!物語はまだまだ序盤!これからノアたちがどんな戦いを繰り広げていくのか…注目です!

どんな人にオススメか?
ちょっとダークなファンタジーが読みたい方は!バトル描写も悪くはないですが、あまり過剰にアクションを期待すると拍子抜けかもしれないです…ストーリーは面白いですし今後も期待できそうなので気になる方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-256046-3