どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は雪でしたね…寒いです…

さて、今回紹介するのは瀬川コウさんの「謎好き乙女と偽りの恋心」です!

ストーリー A
早伊原葉月が突然生徒会長を辞めると言う。春一は会長の辞任の謎を追いながら、生徒会…生徒会長との日々を回想する。会長がなぜ辞めることになったのか、その真実は…?
謎好き乙女シリーズ第3弾!積本の海に溺れていて発売から1年以上経ってから読むことになってしまいました…
ストーリーの方はこれぞ学園ミステリ!という感じで恋愛やら思春期特有の悩み、過去の傷が絡む話で個人的にはシリーズの中でも一番好きでした!会長がなぜ生徒会長を辞めることになったのかを追いつつも、過去回想とトリックを巧みに混ぜ合わせた構成でグイグイ読ませてくれます。四章以降は特に構成力が際立ってましたね…小学校時代の話は結構胸にくるものがありましたけど(苦笑)春一が最後にたどり着いた場所、早伊原樹里が春一にしたこと、それがつながりまた新たな…そんなこんなですごく楽しく読ませてもらいました!

キャラ A
生徒会長ってこんな人だったんですね…シリーズ3巻にしてようやくその素顔を知りました…もっとわがまま言える性格だったらきっと…春一はここまでよくも悪くも体質以上の魅力を感じることは少なかったんですけど、過去を見ると印象がだいぶ変わってきますね…めぐみもこんな色々抱えていたのかと驚きでした…どのキャラも屈託を抱えて生きている、人間らしさみたいなものが見えてとても魅力的でした!

今後の期待度 A
もうとっくに最終巻は出ていますが…春一がどんな選択をしたのか見てみたくなりました!続きも早く読みます…


それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-10-180058-5