どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
なんだか花粉が…雨降ったあとなので大丈夫かと思いましたけど、全然でしたね…

さて、今回紹介するのは大澤めぐみさんの「ひとくいマンイーター」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、血まみれの部屋で目を覚ましたメグミはそれまでの記憶が全くなかった。記憶がないことに疑問を抱きながらも日常生活を送っていくメグミだが、連続猟奇殺人事件が起こる。その事件を追わなければならなくなったメグミは衝撃の結末を迎える…と多分こんな感じです。
「おにぎりスタッバー」の前日譚にあたる物語。メグミの視点から梓との出会いが描かれます。
今回も何を書いたらいいのかとても迷ってますけど…おにぎりよりリアリティがあるというか、ファンタジーは遠くないです。臭いがとにかく近くてリアルに繋ぎとめられます。物語としては実在と非実在みたいなものが一つお話の根底にあると思います。でも、多分それすらいらなくて本質的なものはどこか深くにあるはずでないような…お話としてはもちろん面白くてぎっしり詰まった文字にクラクラしつつも、不思議な力でガンガン読み進められました。青春ものとしての味もしっかりあってそちらの方面でも楽しめます。色々言いましたけど、確実に言えるのはおにぎりがファンタジーならひとくいは限りなくファンタジーに近い現実みたいなそんな感じです。面白かったです!

キャラ A
おにぎりスタッバーを読んだ時に感じたあのサワメグはここにはいなかったですね…全然印象と違いました。もちろんサワメグなんですけど、サワメグ視点から語られてある仕掛けがあるおかげでサワメグがサワメグじゃなかったです。もちろんいい意味で。アズはなんとなくアズかな?と思ったらとにかくアズでひたすらアズでした。特に最後の方は。読んでいただければわかると思いますけど…

今後の期待度 A
また変な文章になりましたが(というかこの面白さはなかなか言語化できないです…)面白いので「おにぎりスタッバー」を読んだ方はぜひ!時系列的に「おにぎりスタッバー」の続きとなる物語も早く読みたいです!続刊待ってます!あと僕のコメントが帯の裏に採用されているので、帯付きで買った方はチラッとひっくり返して見てみてください

それではこの辺で(≧(エ)≦。) 

ISBN 978-4-04-105284-6