どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は一段と花粉が酷かったような…くしゃみが…
さて、今回紹介するのは河野裕さんの「機械仕掛けの選択 サクラダリセット3」です!
前巻の記事↓
ストーリー A
2年前初夏。中学二年生だったケイは未来視の能力を持つ少女相麻菫によって春埼と出会うことになる。リセットをもつ彼女を欲しいと考えたケイは一人の少女にまつわる事件を解決していくことになるが…
サクラダリセットシリーズ第3弾!そろそろアニメが始まるので読むのを再開。今回はこれまで名前と存在は提示されていた相麻菫という一人の少女が深く関わってくる過去のお話となっていました。
読み終わってなんとなく感じたのが、静かに残酷な物語ということです。あまり深く内容に突っ込むとネタバレになるので表面をなぞるだけになりますが、ケイが春埼、相麻菫、そして事件の渦中にいるクラカワマリに要求したり暗に要求していることはきっと悲しいことなんじゃないかなと感じました。なんかもっといい方法かある。でもそれをやってくれない、読み手が気づかない。そんな感覚に陥りました。ストーリーとしては長いシリーズの心臓に触れるお話でもあり、欠かすことのできないピースでしたが文句なしに面白かったです!
キャラ A
春埼は2年前はこんな感じの女の子だったんですね…外側は現在とほとんど変わりませんけど、中身は本質はまるで別人でした…そして変わった春埼に深く関わっているのはやはりケイでしたね…相麻菫は不思議な魅力を持つ女の子でした。未来視という能力ゆえによくも悪くも全然中学二年生らしくないです。智樹はこの頃から変わらずでなんだか安心しました。
今後の期待度 A
この過去編を受けて、次にどんなストーリーが展開されるか楽しみです!ケイと春埼はどんな未来に出会うのか。なるべく早く続きを読みたいです…
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
ISBN 978-4-04-104206-9