どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
雨が続きますね…寒いです…
さて、今回紹介するのは手島史詞さんの「飛べない蝶と空の鯱〜たゆたう島の郵便箱〜2」です!
前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、風を読むことが苦手なウィルと空を飛ぶことが怖い少女ジェシカが互いの欠点を補いながら営む郵便屋「蝶と鯱」。バディを組まずに郵便屋を営む彼らについに召喚状が届けられ経営の危機を向かえる。そんな中、謎の男からの依頼を受け封書を届けるとそこにはトランクの中に閉じ込められた少女がいて…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!ブログで紹介したのが一昨年、1巻を読んだのが3年半くらい前なのでかなり久しぶりに続きを読みましたが前巻の内容はきちんと覚えていました。1巻はものすごく好きなお話だったんです。
そして2巻…最高です!読み終わるまでに何度心を打たれ、ウィルの、ジェシカの言葉が胸に突き刺さったか…とてつもなく面白かったです!
ストーリーはバディを組まなければいけない郵便屋の決まりを破り続けていた蝶と鯱の元に届く召喚状というところから始まります。最初はまさかここまで2人に絡むキーアイテムになるとは思ってもいませんでした…そして謎の男からの依頼。強大な敵を退けた後だからどんな依頼もこなせる!そう思っていたら封書の届け先にはなんとトランクに閉じ込められた少女レンが…何も覚えていないレンともう1通届けるべき封書のために行動する2人は次第にレンを封書を取り巻く謎に突き落とされます。その中で起こるウィルとジェシカのすれ違いがとにかく素晴らしいです!あまりにも美しすぎる空で実感する約束と絆。不可能に挑む少年少女の姿がひたすら胸を打ちます!鮮やかな空戦の先に待ち受けるレンに関する衝撃の事実!そしてどうしようもなく愛おしくて仕方ないラスト…最高としか言えない物語でした!
キャラ A
ウィル…!もう少しジェシカのことを考えて!読んでいく中で何度ウィルにやきもきさせられたことか…戦うだけじゃ男はダメなんですよ!ジェシカさんは機嫌が良かったり悪かったり、悪辣だったり優しかったりで1巻のときとは違った女の子らしさに悶えましたね…めっちゃ可愛かったです!レンは強い女の子でした…あんなに辛くて怖くても笑って冗談を言える。そしてラストのあの表情…幸せになってほしいですよ本当に…ケイトさんはちょっと不憫でしたね(苦笑)でもこういう女の子好きなんですよね…ジェシカという敵を乗り越えて頑張ってほしいです!
今後の期待度 A
もうだいぶ前に出ましたが、3巻も読むのが楽しみです!これから読みます!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
ISBN 978-4-09-451373-8