どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ちょっとストレスがたまって…色々折り合いつけていきます…
さて、今回紹介するのは手島史詞さんの「ナベリウス封印美術館の蒐集士2」です!
前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、グシャラボラス工房のクロウリーとの対決を終えたヴォルフとジブリル。次なるアーティファクトの回収に向かおうとするが、ジブリルが風邪で寝込んでしまう。イシュトリアと共に回収に向かうヴォルフだが、船の旅でイシュトリアが船酔いに。強力なアーティファクトをヴォルフは回収できるのか…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!今回も面白かったんですけど、前巻ほどの絶望感やダークさがなくてちょっとがっかり…それでも面白いんですけどね…
因縁の相手を取り逃がし再びアーティファクトを集める日々を送るナベリウス封印美術館のメンバー。今回も連作短編形式で物語が進んでいきます。魔導書、幽霊船、サーカスの帳、肖像画などなど今回よ魅力的なアーティファクトがいくつも出てきましたね…ネタバレになるのでいえませんが幽霊船に関係するアーティファクトはその重厚な背景にただただすごいと思いました…お気に入りは魔導書のアーティファクトのお話。こういうダークさがやっぱりこの作品の魅力だと思うので…最後の短編はすごくよかったですね…絶妙な距離感でヴォルフとジブリルがアーティファクトを調査しながら隠された真実を知る…この2巻にふさわしい短編だと感じました。日常回もあり、ややダークさは薄れましたがそれでも充分面白かったです!
キャラ A
前巻あまり出番のなかったイシュトリアの登場シーンが多かったですねー。もっと怖い存在かと思っていましたけど、意外に優しくてそしてあまりにも無垢で無知なところがどうしようもなく庇護欲を掻き立てます。ヴォルフもなんだかんだジブリルが大切だと言動の端々で伝わってきてなんだかほっこり。でもジブリルさんは相変わらず調子乗り過ぎです(苦笑)
今後の期待度 A
今回も面白かったので続きも楽しみです!ヴォルフは復讐を果たせるのか、ジブリルは自分を取り戻せるのか…3巻待ってます!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
ISBN 978-4-7973-9197-8