どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近忘れ物が多くて困ります…しっかりしないと…
さて、今回紹介するのは清水苺さんの「ありえない青と、終わらない春」です!
ストーリー C
内容は、高校一年の春。主人公の石崎海は前田きららという女の子に出会う。未来からやってきたという彼女は自分の運命を変えるために高校時代に戻ってきたという。次第にきららに惹かれていく海だが、2人の間に大きな問題が立ち塞がり…とこんな感じです!
ジャンルは恋愛もの+タイムリープものですね。
まず言わせてください。この作品僕には徹底的に合いませんでした。それこそ水と油くらい合いません。物語が進むにつれてきっと感動するだろう人間ドラマが、どうしようもなく気持ち悪くなっていきました…本当に読むのをやめようかと何度考えたことか…まず序盤、主人公が堂々と犬を連れて学校に入るのは…こそこそ学校に入るとか、遅刻してでも警察に届けるとかならまだしも…ちょっと主人公の行動の意味がわからないです…そして大企業の社長令嬢ことメインヒロインのきららさん登場。出会って間もない一般人の主人公を自身の誕生日パーティ(しかも豪華客船の上で行われる)に誘います。いやいやいやいや…嘘か本当かわかりませんけどタイムリープしてきて人生経験それなりにあるなら、いくらご令嬢だからといって主人公がどんな反応するかわかるでしょう…そのあと色々あったとはいえ、何時間もボイラー室に引きこもる主人公のこと本気で探しましょうよ…次の日「ごめん見つからなかった☆」なんて言われたらキレますよ…と序盤で個人的にはストレスマッハな展開が続いたあとは主人公の幼馴染だという情緒が不安定すぎる暴力女が登場したり、胸糞悪すぎる卓也とかいう男が登場して波乱万丈な青春恋愛劇が繰り広げられますが、これがもう矛盾だらけで受け付けられません…あの時あんなこと言ったのにこいつはどうしてこんな行動しているんだ…?と疑問が頭の中を駆け巡り、一緒に恋を探そうとかいう歯が浮くようなセリフがストーリーでそのまま浮いていました…そして最後。懸命に運命に逆らってあんな曖昧な終わり方ですか…?いくらなんでも物足りなすぎません?と個人的に不満や嫌だと思う箇所がたくさんあり、あんまり楽しめませんでした…
キャラ C
主人公の石崎海くんは一体何がしたいのか…恋を探そうとか言っておいて結局最後は自分で何も解決しやしない…ムカつく主人公でした…きららもきららで何がしたいのかわかりません。本当に運命を変えるために未来から来たの?と疑問が止まらないくらい受動的なでした…あとは胸糞悪すぎる男キャラと謎の情緒不安定暴力女が騒いでいるのが最高にうるさいノイズでした…
今後の期待度 C
続けられそうな終わり方ではありますけど、ちょっとこれは個人的には無理です。すみません…
どんな人にオススメか?
色々言いましたが、ある程度の無理はファンタジーと割り切って楽しめる人はいると思います。僕の感想はあまり気にせず、表紙やあらすじで気になった方はぜひ手にとってみてください。
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
今回は酷評ですみません…
ISBN 978-4-06-381598-6