どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
昨日は関西でゲリラ豪雨があったみたいですけど、今日はこっちのほうでしたね…なんとか雨にふられなくてラッキーです

さて、今回紹介するのはPhysics Pointさんの「ロル(下)テクノハザード・トリガー」です!
上巻の記事↓

ストーリー A
内容は、参加者の大半が死についに最終局面を迎えたロルによるデスゲーム。ロルによる殺害を躊躇わないネコと優しい青年ハチコーは対立しながらも、共にこの世界を生き抜いていた。しかし、ハチコーの秘密、ゲームの秘密が明かされる時ネコは選択を迫られる…とこんな感じです!
上下巻発売の新作の下巻ということで、お話的には綺麗に着地しましたね!最後まで面白かったです!
今回はハチコーの手記がプロローグ的な役割を果たしていましたね。上巻の復習と下巻の始まりを提示するいい役割を果たしていました!そして最終局面を迎えたゲームが描かれていきます!上巻ではヤクチュウでしたが、下巻ではゾンビ使いですか…これはまたエゲツない戦いですね…これが中途半端なところで終わった?と思いきや中盤からはハチコーの秘密、そして世界の秘密に迫っていきます!ハチコーの秘密も結構ダメージありましたけど、やっぱり世界の秘密は…こんな残酷で容赦のないものだとは思っていなかったのでびっくりしました…そして中途半端だと思っていたゾンビ使いのお話も繋がっていきましたね。ラストはあいつがかっこよすぎな気もしましたが、ネコが選んだ道はきっと間違いではなかったと思います!下巻の後半は特殊なイラストの使い方がストーリーを盛り上げる最高の演出になっていました!上巻より狂気度や残酷さ、ダークな雰囲気は増しましたが最後まで面白かったです!

キャラ A
上巻では可愛いなんて思っていたネコの真実を知ってしまうとなんだか複雑ですね…それでも彼女にとって大切なものは守れたのか、彼女が彼女であるためにネコはとった行動が正しかったのか…ハチコーは損な役回りかと思いきや、きちんとネコのことを見ていたんですね…いい奴です…クックロビンは本当にかわいそうと思う場面があって、せめてひとときでも楽しいとかそういうものを感じてくれればなーと…

今後の期待度 A
一応綺麗に終わっているとは思いますけど、続刊があるなら見られるならぜひ見てみたいです!作中のサイドストーリーとか、クックロビンの視点の物語とか…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-105824-4