どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
夏コミの原稿追い込み中です!頑張ります!

さて、今回紹介するのは綾里けいしさんの「幻獣調査員2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、伝説に悪竜に攫われた娘、海豹乙女を嫁にもらった老人、全てを毒に染めるヒュドラ…人と幻獣の残酷で優しい物語をフェリとクーシュナ・トローが紡いでいく…とこんな感じです!
1年ぶりに2巻が出てコミカライズ決定とかなりのんびりペースな刊行ですね。今回も連作短編集的な作品として楽しませてもらいました!
全部で7つのお話から構成されているんですけど、個人的に好きなのは3話の海豹乙女(セルキー)のお話。異種婚姻譚は悲しく切なくどうしようもない壁が立ちはだかるものですが、それが子どもにも影響を与えるなんて愛し合う2人に理解できるでしょうか…ぎゅっと胸が締め付けられました。そして今回も間で奇妙なお話が挟まれて、最後に全てが繋がる構図だったんですけど…背筋にビリっときて、あまりの切なさに心が…隠されていたあの文字はそれでしたか…心をなくした怪物が最後まで信じていたもの。運命を共にすることになった結果…インパクトは一巻の方がありますけど、切なさでは敵いませんね…今回も面白かったです!

キャラ A
6話のトローが可愛かったですね。もともと彼は癒し系?なんですけど、今回は小さな体で奮闘する彼のことを思わす応援したくなる場面があって良かったです!クーシュナさんは相変わらずフェリのことが大好きで、彼女の忠実な愛の騎士でしたね。フェリも幻獣調査員としてのプライドが伝わってきました!

今後の期待度 A
コミカライズが決まったとはいえ3巻が出るかどうかわからない状況らしいですね…1年に一作ののんびりペースでいいのでぜひ3巻を…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-734678-9