どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
連投です…昨日休んでしまったのでこれでチャラです…

さて、今回紹介するのは庵田定夏さんの「今日が最後の人類だとしても2」です!
前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、サーシャ、エミィ、リンの実力を発揮させることに成功しなんとか普通の教師としての地位を得たユージ。しかし、ユージの成功によりランク制度の是非を問う改革派と穏健派の間で対立が始まった。そんな中、生き残りのニンゲン・アルバートらからニンゲンだけで生活しないかと持ちかけられ…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!続きが出たのは素直に嬉しいんですけど、こういう方向に物語を持っていきましたか…
ユージがサーシャたちの実力を開花させることで、現行制度の問題を問う議論が発生して、ユージはニンゲンたちに呼ばれてニンゲンだけで生活するかどうか決断する。その後争いがあって…面白いです。すごく感動できますし、こういう絆を感じられる作品は好きです。前回は教師と生徒の話としてニンゲンというある種異物であるユージが絡むお話で、ファンタジー色の強い学園ものとして楽しむことができたんです。でも、今回はがっつり歪んだ実力社会を直そうみたいな話から物語が展開されて…ちょっと求めていたのとは違いました…もちろんお話自体は面白いんです。そこはきちんと評価したいです。でも、一巻で築きあけだサーシャたち生徒とユージの関係は格差の争い、都市の在り方の議論に巻き込んで欲しくはなかったです…きっと庵田さんにとっても初めてのファンタジー作品だったので、色々事情はあったと思います。でも、面白くても生徒と教師の話がただ利用されるだけでは「うーん…」とちょっと考えてしまいます。面白いけど、求めていたものとはベクトルが違いすぎる。これが率直な感想です。

キャラ A
敵にしても共和国市民にしてもリアルな人間臭さがあって好感が持てます!利するものにつき、害するものを排除する。でも非情にはなれない。こういう姿は見ていて考えるものがありますね…ユージはどこまでもまっすぐで、サーシャたちは先生思いでどんな時も無垢な瞳で希望を見ている。すごく強い存在でした。

今後の期待度 評価不能…
これで終わりですかね…?続きが出るとしたら買うとは思いますけど、こんな話 
はやめて欲しいですね…

それぇはこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-734498-3