どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日は雨に降られずに済みました…

さて、今回紹介するのは坂上秋成さんの「ビューティフル・ソウルー終わる世界に響く唄ー」です!

ストーリー AA
内容は、WEAKSという怪物の出現により終わってしまった世界。そんな世界で妹の美凪とともに生きる久倉岐蔵名は、ある日京香という少女をWEAKSの襲撃で失ってしまう。蔵名と美凪はカンディードと呼ばれる都市に所属する少女ランジュに助けられる。そしてランジュの力を解放することができる蔵名は戦いに身を投じていく…とこんな感じです!
ジャンルは異能バトル。終末世界的な雰囲気を纏った舞台がグッド!
まず言わせてください…

めっちゃ
突き刺さりました!
最高に
面白かったです!

なんすか!なんなんすかこれ!こんなに!こんなに的確に心臓ぶっ刺してくる異能バトルなんて今まで読んだことないですよ!面白すぎます!最高すぎます!下半期トップクラス間違いなしの傑作でした!
まず注目してほしいのはプロローグ!あらすじと全く同じことが書かれているんですけど、この導入が効いてましたね!何気ない中二的な文章かもしれないんですけど、このプロローグが物語の本質を的確にえぐっていました!そして始まる物語。最初は主人公蔵名と妹の美凪の何気ない会話が描かれます。普通の、本当に普通の日常会話なんです。でも、おそらくこの作者にしか書けない絶妙なテンポを備えた会話でいて、それでいてこの世界の残酷さを切り取っている。もう完璧です。徹頭徹尾完璧です!そしてWEAKSの襲撃で大切な少女京香を失います。蔵名は《革命式》と呼ばれる異能が使えてこれで WEAKSと戦います。使うのは氷の異能なのにとにかく熱い!しかもただ熱いだけじゃないんです!作者によって極彩色に彩られたまるで花火のような熱さなんです!ただの赤い炎の熱さじゃなくて、色とりどりの見たことのない熱さが味わえるバトルなんです!そしてこのWEAKSもタダの敵じゃないんですよ…この辺りは読んで知ってもらいたいんですけど、とにかくただの敵じゃないので向き合い方が人間対怪物という単純な構造ではないんです。でも、それを物語に完璧に溶かしきっていて、感じられないところで感じさせるのがすごくいいんですよ…そしてランジュという少女に助けられ蔵名は戦闘員としてカンディードへ。ランジュというのは表紙にいるヒロインなんですけど、この子がまたいいキャラしてるんですよ…そしてカンディードのこと、世界の状況を知りながら再びWEAKSとのバトル!このバトルがとにかく熱い!しかもただのバトルじゃないんです!WEAKSとの最初戦闘は蔵名だけの戦いで守る戦いだったんですけど、今度はまた別の意味を持ったバトルなんです!そしてそこに最強ヒロインランジュが加わってもう言葉にできないほど熱いくせに、燃えるくせに、不思議な言い回しで突き刺してきて、絶望を与えて…凄まじいバトルが展開されます。と、物語としてはここで盛り上がりのピークのように思えるんですが、これはまだまだ中盤。終盤からはまたベクトルの違う物語が展開されていきます。これはぜひ読んでほしいです。
多分というか絶対にこの作品に合わない人がいて、10人いたら最低でも半分は「うーん…」となるはずです。でも、刺さる人には刺さります。内側から信じられないほどエグられます。ただ熱い異能バトルじゃない。極彩より綺麗で醜くて絶望的でそれでも美しいそんな作品です。個人的には激推しの作品です!最高に面白かったです!

キャラ A
主人公の蔵名は変な奴で熱い奴です。妹とかランジュとかヒロインへの対応が下手くそで、紳士かと思ったらゲスで、まわりくどかったり面倒だったりします。それでもとにかく魅力的な男なんです!ヒロインのランジュは表紙の女の子なんですけど、とにかくいいファッションですよね!ダボダボのTシャツに太ももを半分も隠さないホットパンツ!しかもこのスタイルで足技で戦うんですよ!最高じゃないですか!性格も強い信念があって男勝りなくせに、蔵名の前では女の子らしくなったりもする。可愛すぎですか…可愛すぎですよ!あぁ、もうとにかく可愛い!その一言に尽きます!もちろんそのほかのキャラも魅力的でこの物語に最高に合ってました!

今後の期待度 A
ここでは終われないでしょう!とにかく続きをくださいお願いします!蔵名とランジュの物語を見届けさせてください!お願いします!

どんな人にオススメか?
結構熱く語ったんですけど、割と好みは分かれる作品です。中二要素や熱い異能バトルはともかく、キャラの言い回しや地の文が独特で、読む人は選ぶかなと…ファウスト系の作品が大丈夫なら多分僕みたいに突き刺さると思います。個人的には大好きで、でも他の人にはどうだろう…と思いつつも全力で薦めたくなる作品です。とりあえず熱いバトルが読みたいならそこまで外さない…はずです…


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-06-381620-4