どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
今日から10月ですね…今年があと3カ月とか…マジですか?

さて、今回紹介するのは竜ノ湖太郎さんの「ミリオン・クラウン」です!

ストーリー A
内容は、大規模な自然災害をコントロールしようとし失敗した世界。日本は極東都市国家連合として怪物と戦いながら生きていた。ある日、東京開拓部隊の茅原那姫は謎の青年東雲一真と出会う。記憶がなくこの世界のことを知らない一真に振り回される那姫だが、彼は巨大な怪物を屠る力を持っていた。そして都市国家連合に危機が訪れ…とこんな感じです!
ジャンルは海洋+終末世界ものという感じですね。かなりがっちりとしたSFでした。
この作品は竜ノ湖太郎さんが第14回スニーカー大賞で奨励賞を受賞した「イクヴェイジョン」を改稿したものみたいですね。7年越しの発表となりました。物語は将来大規模な自然災害が起こることを予測した人々がその対策にナノマシンを散布する塔を建てるも「大崩壊」と呼ばれる大災害で世界が滅びかけ、そこから300年後の世界が舞台になってます。東京は海に沈み、海底に沈んだものをサルベージしたりしながら生きている…こういう世界観はすごく好きです!中盤以降は都市国家連合を襲う怪物たちと戦いながら一真の秘密を追っていきます!バトルはとにかく斬れ味抜群で、一真の不安定な立ち位置にありながらも、それでも守るために戦う姿は熱かったです!序盤はやや設定過多で、イマイチ理解しにくいところもありましたが、滅びゆく世界と過去と現在を繋ぐドラマを楽しませてもらいました!面白かったです!

キャラ A
一真はちょっと古いというか昔気質なところもありますけど、鋼のように真っ直ぐでブレない精神の持ち主でした!那姫は男勝りというか、強い女の子で大人の男性も勝てないほど。それでも国を守ろうとするその背中は勇ましかったです!個人的なお気に入りは日番谷姉妹。こういう息ぴったりの会話は見ていて楽しいです!

今後の期待度 A
まだまだ始まったばかりですし、なにより1とナンバリングされているので今後が楽しみです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
SF、文明が滅びた世界なんかが好きな方は!序盤は世界観や設定の説明がやや多いですが、中盤以降は巨大な怪物との戦いが楽しめます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-04-105962-3