どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
最近読書が捗ります。読書の秋ですね、

さて、今回紹介するのは持崎湯葉さんの「真面目系クズくんと、真面目にクズやってるクズちゃん#クズ活」です!

ストーリー A
内容は、真面目そうに見えながら実は怠惰で取るに足らない存在。そんな真面目系クズの八ト(はちうら)悠楽。クラス内のヒエラルキーで真ん中でそれなりの立場に満足していたが、ある行為を真正のクズ黒内人花に見られてしまったことで、クズになる活動略してクズ活をやらされることになる。聖人君子と言われるクラスのヒエラルキートップの白庭雅雪と仲良くしながらも、黒内に付き合わされるうちに八トは自分自身のことを知り…とこんな感じです!
ジャンルは…なんでしょう?変わり種青春もの?クズ活というのがキーワードですね。
ラノベ読みの間で注目されている持崎湯葉さんの新作ということで早速読んで見ましたが…これは…なんかすごい作品が出てきましたね。多分「クズ」が四回も使われるインパクトのあるタイトルとか、あらすじから受ける印象以上に不思議な魅力がある作品でした…いや、これどうすればいいんですか(^_^;)面白いんですけど、うまく面白さを伝えられる気がしないです…とにかく会話文のテンポが心地いいですよね。持崎湯葉さんの作品はこれまでにも何作品か読みましたけど、笑えるというより徐々にダメージを与える感じの笑い、というかギャグがとにかく面白いです。この辺りは人によって好みが分かれそうですけど…会話のあいだで挟まれるちょっとした地の文もスパイスが効いてます!さて、肝心のストーリーですが、真面目系クズくんこと八トがガチのクズである黒内にクズ活をやらされるものになります。なんか地味で「そんなことやるの…?」みたいなこともあれば、クズ召喚デュエルみたいな割とエゲツないこともやったりして…とそんなクズ活は順調には行かずに聖人君子たる白庭さんが加わることで、物語は青春?的な方向に転がりそうで…転がらない…そして八トの幼なじみの鈴堂さんが出てきて…よくわからないことに…いや、わかるんですけども読み終わった後に冷静にストーリーを思い返すと「こいつら何やってたんだろう…」みたいな疑問が湧いてきて…うーん…なんでしょうこの作品…面白いですよ?でも、とても魅力を言葉で説明できないです

キャラ A
八トの真面目系クズはなんかどストライクというか、彼の性格を正確に言い表している気がしますね。はい。黒内はとにかくクズ。自分が面白いと思うことのためになんか色々クズなことやってます。変にインテリクロギャルな感じです。白庭はとにかく聖人君子で、ちょっと引くくらいいい女の子ですね。僕はこういう女の子あんまり好きじゃないですけどw 黒内の対抗馬?としてはグッドでした。1番安心できたというか、いて良かったなと思えるのが鈴堂。普通のカースト上位女子でなんか安心しましたw

今後の期待度 A
続くならどんな風に続くのか見てみたいです!というか、続きが全く読めないですw これからどうなるのか…続刊が楽しみです!

どんな人にオススメか?
奇作とか怪作とまでは言い過ぎかもですが、変わり種の青春もの?を読みたい方にはオススメです!ハマればとことん面白い作品だと思うのでぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-06-381628-0