どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
こんな時間に更新して大変申し訳ないです…

さて、今回紹介するのは江本マシメサさんの「麗人賢者の薬屋さん」です!
⚠︎今作ですが一部に誤植があります。p89、90に入るべきページがp81、82に入っています。これから買うという方は宝島社さんの正式な発表を待ったほうがいいかもです。ご注意ください

ストーリー A
内容は、魔法学園を飛び級で卒業した天才でありながら薬草学に熱中するリンゼイ。そんな彼女は同級生のレクサクと結婚するとこになるが、レクサクは学生時代の妬みからリンゼイがこれ以上薬草研究をできないように働きかけていた。それに激怒したリンゼイは結婚式から逃げ出す。途中レクサクに捕まりそうになるが、全身鎧の男クレメンテに出会い…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。恋愛要素は控えめでサクサク楽しめる作品ですね。
江本マシメサさんの新作!今月はもう一作出るのでファンとしては嬉しい限りです!物語は天才とまで言われる魔法の才能を持ちながら魔法薬学に熱中する変わり者。そんな彼女は貴族ゆえ魔法学園を卒業すると結婚することに。が、相手のレクサクが約束を破ったため結婚式を放り出して逃げ出す…序盤からインパクト抜群の描写でした…そして逃亡の最中全身鎧のクレメンテと出会い共に逃避行をすることに。ここから帯にある薬屋さんを開くまでが結構長くてこの辺りは賛否が分かれそうですね…個人的には強烈な性格のリンゼイがクレメンテをはじめとしたキャラとワイワイやりながら旅をしたりするのは見ていて楽しかったですけど、本題の薬屋さんはなかなか開きませんからね…そして薬屋を開くと早速以来が。リンゼイが薬を作る様子はファンタジー感があって読んでいてワクワクしますし、その中でクレメンテと絆を深めていくのはグッド!あと乙女の涙を得るために使用人のスメラルドに「借りぐらしのご令嬢」を読ませるのには笑いましたw リンゼイの強烈な性格でグイグいストーリーを引っ張り最後までサクサク楽しめる作品でした!

キャラ A
リンゼイさんは本当強いというかたくましいというか…十八歳なのに驚くべき世間知らずですぐに怒るしワガママでと大変な女性ですけど、なんかかっこよくてもっと彼女が見たくなる不思議な魅力がありました!クレメンテさんはなんかそれでいいの?ってくらいリンゼイに従順でしたけど、過去を考えれば納得ですかね?幸せならいいですよね?個人的なお気に入りはリンゼイの妖精ルクス。本当に彼女の苦労といったら…猫の姿も愛らしいですし、物語を広く見回せる存在としていい働きをしてました!

今後の期待度 A
綺麗に終わってる気もしますけど、まだまだリンゼイの薬屋さんを見ていたいので…ぜひ続刊を…

どんな人にオススメか?
ポーションを作ったり…みたいなファンタジー作品が好きな方は!本題の薬屋さんまではちょっと長いですけど、リンゼイの強烈なキャラがグイグい物語を読ませてくれます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN  978-4-8002-7843-2

江本 マシメサ
2017-11-10