どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
桜も散っていよいよ初夏に近づいてきましたね…
さて、今回紹介するのは榊一郎さんの「Zの時間」です!
ストーリー A
内容は、高校に行かず引きこもってVR FPSばかりやっている廃人ゲーマーの出庭博明。久しぶりに部屋の外に出ると家族はゾンビになっていた。博明を襲おうとする元家族のゾンビからなんとか逃げ出し街へ。そこでゾンビオタクの少女・乙羽と出会う。唯一の生存者と思われる乙羽と共に生き残るための行動を始める博明。そこで彼はゲームの中のサポートAIが不審な挙動をしているのを見つけ…とこんな感じです!
ジャンルはパニックホラー?というよりゾンビもの+ガンアクションという感じでしょうか?
ファンタジア文庫から出た「誰が為にケモノは生きたいといった」で初の榊一郎さんの作品だったのですが、そちらが面白かったので今月出た作品も早速読ませていただきました!
まず言わせてください…この作品すごく面白いです!キター!ゾンビものキター!しかも正統派のゾンビです!さらに廃人FPSプレイヤーの少年ととゾンビオタクの少女!2人のサバイバル!こういうの読みたかったんですよ!最高でした!面白かったです!
高校に行かず自室に引きこもってひたすらVRFPSをプレイする博明。世界がゾンビによって滅んだと知るのが普段プレイしているゲームがNPCだけになったからというのがなんとも廃人臭が漂いますね…ゾンビになった家族からなんとか逃げ切り街へ。そこでゾンビオタクの乙羽に出会います。ゾンビオタクというのがまた拗らせ方が半端なくてゾンビになった家族を殺すイメトレとか、罠制作とか、下水道をマスターしているあたり本気を感じます…大丈夫ですか?このJK(すごく好きです!)そしてホームセンターを拠点にサバイバル生活!この辺は変な派手さがないのが、逆にいいですよね!ゾンビ相手にバーサークできるのはゲームや映画の特権なのでこれくらい等身大でビビりながらの方が個人的には好きです!そしてゲームのサポートAIの導きが始まります。あまり書くとネタバレになるのですが、259pの銃声はすごく切なかったです…どんな気持ちで引き金を引いたのでしょうか…ゾンビものとして確実に読んだ人のハートを撃ち抜く確かな面白さを秘めた作品でした!面白かったです!
キャラ A
博明はなんか廃人過ぎてヤベー奴かな?と思っていたんですけど、案外普通でしたね(^_^;) 乙羽はメガネにゾンビオタクというなかなか珍しい属性積んでますけど、なんか味わったことのない「可愛さ」がありますね。すごく好きですよ。こういうの女の子。
今後の期待度 A
いやー、これは早く続きが読みたいです!てか読ませろください!これは定期的に摂取しないとこちらがゾンビになるタイプの麻薬性ありますよ!2巻!早めに!お願い!します!
どんな人にオススメか?
正統派のゾンビものが好きな方は!派手さはあまりないかもですが、これからがすごく楽しみなゾンビものです!ヒロインも可愛いですし気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
ISBN 978-4-7986-1679-7