どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
ちょっと色々考えるところがあって、なんとも言えない感じです。はい。

さて、今回紹介するのは北山結莉さんの「精霊幻想記10 輪廻の勿忘草」です!
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前巻の記事↓

ストーリー AA
内容は、夜会での活躍が認められ名誉騎士に叙任されることになったリオ。彼はそこで家名をアマカワとすることに決める。リオは美春に前世のことを話す決意をするが…一方春人とリオが違う人物であってもなお一緒にいたいと願う美春はなんとかして自分の気持ちをリオに伝えようとする。しかし、そんな美春の姿に貴久が黒い感情を覗かせて…とこんな感じです!
シリーズ第10弾!いよいよ大台二桁に乗りましたね!コミックスも売れているようで嬉しいです!
まず言わせてください…

美春!!!


ごめんなさい。ここで懺悔させてください。僕は2巻の頃から生粋のラティーファ派で宗旨変えはしないと誓ってきました。これは己に課した鉄の掟でした。でも…でも…!347p!挿絵!イラスト!あんなリオ(春人)と美春を見せられたら…!これまで誓ってきたラティーファへの想いが…!想いが…!ゆ、ゆらぎ、ゆらぎかけるんですよ…美春さん…!ラティーファより登場したの遅いのに正妻にならないでくださいよ…!僕を乱さないでくださいよ…!ラティーファのお兄ちゃんを取らないでぇええええええ!!!ラティーファ…!!!
流石に自分でもちょっと痛いと思ったので真面目にいきます。はい。
ストーリーは前巻の夜会の続きから。リオが鮮やかに襲撃を退け名誉騎士に。そして家名をアマカワと名乗ることで覚悟を決めます。リオが関わる人も増えたので前世のことを話していい線引きとかその辺りがだいぶややこしい印象だったんですけど、その辺りは割とスラっといきましたね。そしてリオは美春の想いを知りながらも自分の復讐のため、また春人とリオは違うため、美春の本当の幸せを思って彼女のことを自分から引き離そうとします。リオのいうこともわかりますけど、美春の世界や前世を超えた想いはやっぱり応援したくなりますよね…そして何もかも思い通りにならないどころか自分が全く望まない方向にことが進んでいくことで黒い感情を覗かせる貴久。貴久はたしかに酷いですけど、彼もまだ幼いですからね…彼が最終的に取った手段は褒められたものではないですけど、彼の想いの暴走くらいはちょっとわかってあげたい気も…最後は爽快感があって最高に美春がメインヒロインしてました!今回も最高に面白かったです!

キャラ  AA
美春さん。あなたがメインヒロインです。もう、本当にごめんなさい。美春が出てきた時はラテーファのメインヒロイン道を邪魔するポッと出の日本人がっ!とか思ったんですよ。割とマジで(えっ?)でもやっぱり美春がメインヒロインですよ。もうそこまでしてリオが好きならどこまででもついていってください!最後の最後までリオを愛せるのは美春さんだけです。沙月さんはやっぱりお姉さんでしたね。ちゃんと周りが見えてました。今回に限ってはリオより周りが見えていたと思います。亜紀は本当にお兄ちゃんである貴久のことを慕っているんですね…あんまり影響されなければいいんですけど…貴久はやってることは褒めれたことではないと思いますが恋は盲目ですし、何より彼もまだ幼いので更生してくれればなーなんて思ったり…そして今回もラティーファの出番ありがとうございます!ラティーファ!あなたが僕の中では唯一無二のメインヒロインです!イエス!ベリーキュートな妹獣耳ヒロイン!

今後の期待度 A
一応リオと美春の関係には一区切りついたので、やることやったら次のステージですかね?11巻は夏に出るということで今から楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-7986-1677-3