どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
さて、今回紹介するのは六升六郎太さんの「僕専属のJK魔女と勝ち取る大逆転」です!
ストーリー A
内容は、魔法が存在する世界。そこでは魔法の乗り物ブルームを使ったレース競技が流行していた。かつて最強と呼ばれながらもパートナーの魔女についていけなくなってしまった明日葉進也。彼はブルームから距離を置いて生活していたが、ある日東雲早希という魔女と出会う。自分とペアになってレースに復帰してほしいと頼む早希。しかし彼女が持つ魔法は「3秒後の未来を見せる」というささやかなものだった。攻撃魔法が乱舞するレースで2人は勝ち抜くことができるのか…とこんな感じです!
ジャンルは…うーん?スポ根×青春?ですかね?
第11回HJ文庫大賞銀賞受賞作!個人的には鬼門と思っているレースものでしたが…気になるところは多くいわゆる新人賞らしい作品だったかもしれないです。
まず初手。なんで魔女が、魔法が、ブルームが、レースが…というところが語られるんですけど…うーんこれはまあ悪くはないと思いますけど…ストーリーに関わらない部分もあるのでここはばっさりカットしてお話の中にうまく落とし込んで欲しかったですね…そこからは進也の現在の状況、早希との出会い、2人でタッグを組み再びブルームに乗るまでが描かれます。この辺りは最初の1人語りのウザがすぐ取れてスラスラと進むのは高感度高いですね!進也と早希のやりとりも良かったです!その後はブルームを使ったレースになるんですけど…うーん…これは僕のせいでもあるんですけど、こう前後ろだけではなくて上下というか360°に動けるものをうまく想像できないです…あと217pからの227pの展開はいらなかったかなと…これをなくしてもう少し最後のレースシーン増やして欲しかったですね…と色々気になるところもありましたが、全体的にはスポ根ものの熱さと青春の爽やかさを感じる読みやすくて面白い作品でした!面白かったです!
キャラ B
うーん…過去の記憶や葛藤が魅力の進也、自分の実力と現状に悩む早希、進也の過去のパートナーにして最強の魔女蘭奈、その蘭奈とパートナーを組むカエデと魅力的なキャラは多かったんですけど、いまいち見せ場が足りなかった気が…もう少し色々見せて欲しかったというのが正直なところです…
今後の期待度 B
これで終わりという感じもしますし、続いてもまあもういいかな?と個人的には思うのでこの評価で…
どんな人にオススメか?
レースものというラノベでは一風変わった作品が読みたい方は!気になるところも多いですけど、個人的に合わない部分が多かったのもあるので嫌いでなければ面白いと思います。
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
ISBN 978-4-7986-1727-5