どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、毎年恒例?のラノベのタイトルの「異世界」率を調べたのでその報告というか結果ですね。過去に2度やっているので3回目の今回は割と傾向が見えて面白かったです…まぁ別にネットじゃ今更「ラノベって異世界ものばっかりじゃねwww」なんて人いなくなりましたし、いいかな?と思ったんですけどね…とりあえずチェックしたのでご査収ください。

2016/7~2017/6分はこちら

※条件

・あくまでタイトルに「異世界」が付くかどうかです。「異世界もの」の割合の調査ではありません「いや、あらすじくらい調べろよwww」とかいう方はどうぞご自分でお調べください。見なくていいです。
・タイトルに「異世界」が入るかどうかなのですべての「異世界もの」作品をカウントできているわけではありませんし、反対にただタイトルに「異世界」が付くだけの実際内容は巷で言われる「異世界もの」ではないものがあります。ご了承ください。
・この記事は過去に行った調査との比較です。2016/7~2017/6と2017/7~2018/6を比較しています。
・レーベル名は一部省略・略称です。また敬称略です。
・調査したレーベルは票をご覧ください。
・一迅社文庫は休刊したとのことなので表には載せていますが記事内で参考にはしていません。
・表は書き下ろしが中心のラノベレーベルとなろう書籍化が中心のレーベルにわけています。
・HJ文庫におけるHJノベルスのような文庫+ノベルのレーベルは文庫のみをカウント
・データはラノベの杜さんを参考にさせていただきました。
・数字の間違いがあれば教えてください。

表について
・青が「異世界」がタイトルまたはサブタイトルに含まれている作品の数です。
・白が全体の刊行数です。
・赤が一年間の合計刊行数です。
・黄色がレーベルの中の異世界物の割合です。小数点以下繰り上げです。

ではまずは書き下ろし中心の文庫レーベルから
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細かいですが2016/7~2017/6と2017/7~2018/6を比較するとタイトルに異世界が付く割合はこんな感じです。

・電撃 6%→4%
・富士見 4%→3%
・スニーカー 5%→7%
・MF 23%→13%
・ファミ通 15%→19%
・ダッシュエックス 18%→11%
・GA 7%→9%
・HJ 20%→12%
・ガガガ 4%→4%
・講談社 10%→21%
・オーバーラップ 22%→17%

となっています。増えたのが講談社ラノベ文庫、微増がファミ通文庫で、半減がMF文庫。他のレーベルは微減・減少となっています。刊行数の関係上2~3%はほぼ誤差です。

過去3年の推移は以下の通りです。
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年々全体刊行数が減っていて、「異世界」がタイトルにつく作品は2016/7~2017/6が一番多く減少傾向ですね。全体の傾向としては全体の刊行数が減って異世界がタイトルにつく作品も減少です

続いてなろう書籍化レーベルを
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2016/7~2017/6と2017/7~2018/6を比較するとタイトルに異世界が付く割合はこんな感じです。

・ヒーロー 17%→15%
・モンスター 30%→17%
・MFブックス 32%→29%
・アルファポリス(ソフトカバーのみ) 39%→35%
・カドカワブックス 24%→29%
・アース・スター 6%→4%

カドカワブックスが微増、モンスター文庫がほぼ半減、MFとアルファポリスが微減といった感じですね。

過去3年の推移は以下の通りです。
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全体の刊行数が増えて「異世界」がタイトルにつく作品は2016/7~2017/6が一番多く減少傾向ですね。全体の傾向としては刊行数が増えて異世界ものが減っているという感じです

以上になります。
まぁ、ライトノベルを網羅しているわけではないので参考程度にどうぞ

それではこの辺で(≧(エ)≦。)