どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)

さて、今回紹介するのはトネ・コーケンさんの「スーパーカブ3」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、高校三年生になり相変わらずカブに乗り続ける小熊。スーパーカブに出会ってからもう1年が経とうとしていた。そんな彼女は椎から妹の慧海を紹介される。一風変わった彼女と新たに交友関係を築きながら、小熊は進路について考えていた。東京の大学への推薦がもらえることになったが、入寮先のマンションはバイク禁止で…とこんな感じです!
シリーズ第3弾!読むのが遅くなってしまいましたが今回も面白かったです!
今回も45に及ぶ連作掌編集スタイルで小熊の最後の高校生活が語られます!カブを手にしてから一年。もうすっかり体の一部というか魂の一部になったカブ。そんやカブに乗る小熊は朝食を食べシャワーを浴びるだけでもまだカブがなかったあの頃とは別人のように逞しくなっていましたね!椎の妹の慧海はなんかすごい女の子でしたね…小熊や礼子そして椎も変わった女の子だなと思ってましたけど、慧海は3人を超えてましたね…こんなアグレッシブで芯がある女の子が高校一年生なのはちょっと信じられません。そして物語は梅雨へ。バイク乗りの天敵である雨に苦労する小熊たちに貸し与えられた「部室」はなんだかものすごく青春という感じがして心地よかったです。そして挑戦の夏を経て試練の秋へ…椎のおじいちゃんが言った「じゃあ私はずっと夏ですね」は素敵な言葉で信じられないほどの魔力がありました…カブなんか置いていってしまうようなスピードで描かれた小熊の最後の高校生活は彩りに溢れていました。面白かったです!

キャラ A
小熊はカブが好きとかそんな表現は似合わないほどカブを自分自信にしていましたね。パワフルでいくら故障しても何度でも動けるようにするその愛が眩しかったです!慧海は変わった女の子で、なんかものすごく体力があって変なもの食べて変な格好していましたけど、小熊か困っている時に的確なアドバイスをするだけのバックボーンがあるのがすごかったです…

今後の期待度 A
もう4巻は出ているので早めに読みます!次は大学生活編だと思うのでそちらも楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-106466-5