どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは川岸殴魚さんの「編集長殺し4」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、なかなか企画が通らないマスタニさんという作家さんの担当をすることになった川田。しかしマスタニさんは想像を超える面倒な作家で…果たして幼女編集長を納得させる企画は通るのか…そしてラノベのカバーデザインを新人デザイナーさんと決めることに。しかしラノベにオシャレなデザインは不要と言われて…
シリーズ第4弾!今回もいい感じの闇とゆるさがあるコメディでした!面白かったです!
まず何より評価したいのはバーチャルキャストの扱い!さすが川岸殴魚さん!Vtuberをよくわかっていらっしゃる!そうなんです!Vtuberって外身と中身の合計で見られがちなんですけど、はじめはこうして外身をどうとか一人で何時間もやっちゃうようやものなんです!しかもうちの子っていう発言!そう!わかっていらっしゃる!バーチャルキャストで作ったアバターは単なる外身じゃないんです!子どもなんです!お前がママになるんです!わかっていらっしゃる!わかっていらっしゃる!
閑話休題。さて、今回一つの軸となるのはマスタニさん。たしかにこういう作家さんいますよね…◯◯◯さんとかもこういう状態なのかと思うと売れなくてもいいからどういう状態かだけは教えてほしいってなりますよね…特にTwitterとかやってないと…さてさて、企画が通らなければ自然とフェードアウトしていくラノベ業界の中で編集長のお墨付きということで長く猶予が与えられているマスタニさん。ミステリが書きたいがラノベの流行であるラブコメには寄せられない…その葛藤の中で川田を企画を練っていく姿を見て僕はどっちを応援したら…オシャレデザインの件はたしかにって感じしますね。ラノベの表紙はオシャレさじゃなくて単純なかわいさかかっこよさがほしいです。なので今回の表紙はちょっと(^_^;)今回も終始賑やかなギギギ文庫の編集部を楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
川田は着実に編集として成長していますね…なんかこう一巻の時に比べて頼もしさが増しました。編集長にも割と堂々と逆らってますし…岩佐さんはマジで肝臓に気をつけて…個人的にお気に入りだったのは新人デザイナーの海老沢さん。なんか唯一まともそうだった人なのでレギュラーになって適度に空気の入れ替えしてほしいですw

今後の期待度 A
4巻も面白かったです!次は小山内さんがいよいよなにかやりそうですね?いや毎回やらかしてはいますけどw 5巻も楽しみにしてます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-09-451769-6